「感染者減少」のウソ臭さ | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
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★今日のベビメタ
本日2月23日は、2020年、イギリス・ロンドン公演@Eventim Apolloが行われた日DEATH。

<2021年2月21日現在>
PCR検査数    累積 7,935,363    1月21日6,145,209    直近1か月1,790,154
陽性判定数    累積 424,507    1月21日345,221    直近1か月79,286
死者数        累積 7,417    1月21日4,743        直近1か月2,674
致死率        累積 1.74%    1月21日1.37%        直近1か月3.37%
(データ元:厚労省「新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料」)



昨日2月22日、厚生労働省はようやく、2020年人口動態統計の速報値を発表した。
例年12月下旬に発表され、元日の新聞を飾る統計だが、今年はなぜか未公表だった。
マスコミでは、出生数が明治以来過去最少の87万2683人(前年比2万5917人減)であることや、婚姻件数が53万7583組(同7万8069組減)で、減少率(12.7%)が戦後2番目であることに焦点を当て、どっかの国のように“日本下げ”、“政権批判”に躍起になっているが、もちろん、本当に重要なのは、死亡数が138万4544人で、昨年に比べて9373人も減ったことである。
高齢化が進むわが国で、死亡者数が11年ぶりに減少した。
10月までの集計では約1万4000人減だったから、なぜ5,000人も数字が変わったのか、よくわからないが、それでも日本政府は公式発表として、武漢ウイルス禍の2020年に、1万人近くも死者数が減ったことを認めたわけだ。
こんなことは自然には起こり得ない。何か決定的な原因となる出来事がなければ、高齢者が増え続けるわが国で、死亡数が劇的に減るはずがないのだ。
武漢ウイルス禍は、政府が二度も「緊急事態宣言」を発するほど、高齢者がバタバタと亡くなる危険な感染症だとされてきた。
だが、実際には武漢ウイルスの社会的リスクは小さく、逆に、日本人の多くが手洗い、うがい、アルコール消毒を励行し、罹患しないよう細心の注意を払った結果、高齢者を中心とした死者が減り、平均余命が伸びた。つまり、武漢ウイルス禍は、日本人にとって「良いこと」だったのである。
こう書くと、亡くなった方に失礼ではないかというお叱りを受けるが、何度もいうように、ぼくが武漢ウイルス禍について述べているのは、個々の幸不幸ではなく、社会的リスクである。
国民の何%が亡くなるか、という社会的リスクの観点から見れば、武漢ウイルス禍は、冬場に多くの高齢者が亡くなるインフルエンザに比べて、明らかに感染力が低く、死者数も少ない「ただの風邪」であり、それを過剰に恐れさせられた結果、日本人全体の死者数は減ったのである。
要するに武漢ウイルス禍とは、ぼくが従来から主張していたとおり、人間が勝手に作ったマボロシだったのだ。
もちろん、それによって、国民生活や経済活動は大打撃を受け、多くの企業や飲食店が倒産し、自殺者も増えた。
武漢ウイルス禍の本当の被害者は、そうした方々である。
高齢者がバタバタと亡くなるどころか、11年ぶりに死者が減るほど軽微な感染症であったのに、それをSARSやエボラ出血熱と同じ「死病」と位置づけた厚労省、恐怖を煽りたてたNHK、似非「専門家」、ワイドショーのコメンテーターは、きっちり責任をとってもらいたい。
毎回冒頭に掲げているデータとグラフは、厚労省の発表数に基づいたものだが、よくマスコミが報道する累積数ではなく、また、毎日の「感染者」数でもなく、彼らが絶対報道しないPCR検査数を上げ、しかも直近1ヶ月というタームで表示している。
なぜなら、累積数では「感染者」も「死者」も増え続ける一方であり、また、「〇曜日としては過去最高」とか「感染者数が○○人を切ったのは〇月〇日以来○○日間連続」という報道では、現在のわが国における社会的リスクを正しく認識することができず、恐怖心や安堵感をエモーショナルに掻き立てるだけだからである。
ここから読みとっていただきたいのは、
1)    ここ数週間、青の棒で示したPCR検査数は週の真ん中に山がありつつ、徐々に少なくなってきていること。
2)    それに比例して、オレンジ色の棒で示した陽性判定数も明らかに少なくなってきていること
3)    グレーで示した死者数は、グラフでは見えないほど少ないということ
4)    それでも黄色の線で示した致死率は、爆上がりしていること
であるが、さらに解説を加えるなら、
5)    PCR検査は、検査数やCT値によっていくらでも陽性者数を調節できること
6)    厚労省は6月以降、「陽性者が亡くなった場合は詳しい死因を問わない」という、米CDC由来の理解不能な死亡基準を各自治体に通達している。そのため、自治体発表の死者が、武漢ウイルスが肺あるいは循環系に浸潤して敗血症や多臓器不全を引き起こしたために亡くなったのか、既往症が悪化したためなのか、それとも高齢者の立派な死因である「老衰」で亡くなったのかは不明であること
に留意する必要がある。
CT値については、一部ネットで話題になっているように、厚労省は人口動態速報値発表の1か月前の1月22日、地方自治体に対して、「医療機関・高齢者施設等における無症状者に対する検査方法について(要請)」という文書を通達し、添付された「新型コロナ感染症(COVID-19)検体プール検査法の指針」の中で、「検体プール検査法」を採用するよう指示し、その中で、PCR検査のCT値を、従来の40-45ではなく、30-35にするよう示唆していた。
CT値とは、Cycle of Thresholdの略で、検体に含まれるRNAの増幅を何サイクルやるかを指す。
米国CDCの推奨CT値は30サイクル、WHOは34サイクル、台湾は35サイクル、中国は35-37サイクルだったが、日本の国立感染症研究所は、なぜか突出して高い40-45サイクルに設定していた。
CT値=増幅率が高ければ、ごく少量のウイルスの死骸のRNAが検体に付着していても「陽性」と判定されることになる。ウイルスの死骸は体内で繁殖しない。ウイルスが体内で繁殖して数千~1万個体程度にならなければ、発症=抗体反応は起こらない。そんな陽性判定者を、マスコミは「感染者」と呼び、差別されるほど危険視して報道していたのだ。
CT値を40-45から30-35に下げれば、「陽性」と判定されるウイルスのRNAの「量」は、おおよそ1000倍になる。5匹のウイルスの死骸で「陽性」と判定されていたのが、生きたウイルスが5000匹に繁殖していなければ陽性判定されないということだ。
心ある医師・研究者は、前々から、CDCやWHOの基準に照らしても「無意味」なCT値を下げるよう訴えてきたのに、厚労省は頑なにCT値を変えなかった。それが、1月末に、こっそりCT値の設定を下げるように通達していたわけだ。
ただし、これは厚労省の管轄する保健所ベースのPCR検査のみであり、野放し状態になっている民間クリニックや、民間検査会社のPCR検査のCT値がどうなっているかは、現在開かれている国会の答弁でもあったように、政府・厚労省は把握していない。
まったくもって無責任の極みだが、これで、2月に入って、1週間当たりのPCR検査数の減少幅より、陽性者数の減少幅の方が大きくなった理由がわかる。
その一方、冬場に多い高齢の死亡者は例年と変わらず出ており、直近1か月の間に陽性判定者となった方の数を分母に、亡くなった方の数を分子にとれば、「致死率」は上がっている。それがグラフで致死率が爆上がりしている理由だ。
要するに、PCR検査の数やCT値の変更によって、いくらでも「感染者」を作り出せ、「死者」も詳しい死因を問わない武漢ウイルス禍は、本当の意味で、社会的リスクの大きなウイルス感染症ではないということである。
というか、冒頭で述べたように、武漢ウイルスが「蔓延」することによって、日本人の死者数は11年ぶりに減ったのである。


厚労省が、ここへきてCT値を下げるよう暗に「指示」したのは、政治的な意図―東京オリンピック開催―のための「コロナ明け」演出のためだと批判することもできる。
あるいは、国際的医薬品メーカー=医療マフィアによる「ワクチンの効果」を過剰に演出する意図だという意見もある。
だが、ぼくは、2020年2月の段階から、武漢ウイルスは「死病」ではないと言い続け、指定感染症2類指定をインフルエンザ並みに下げろ、CT値を下げろ、マスコミは陽性判定者を「感染者」と言うな、ストップ民間PCRと主張し続けてきたので、ようやく厚労省が「正しい判断」をしたことに安堵している。
とはいえ、繰り返すが、42万人を超える日本人の「感染者」のうち、40-45のCT値で「無意味」に陽性判定され、仕事を失い、あるいはマスコミの「煽り」によって、あたかも陽性になったことが「犯罪」であるかのように思い込まされ、自殺した方もいることを思えば、政府・厚労省の武漢ウイルス政策および、それを助長した似非「専門家」、いまだに武漢ウイルスを「死病」だと言い続けているマスコミの過ちは明白である。
「アイドルとメタルの融合」であるBABYMETALのファンブログで、なぜ武漢ウイルスのことや政治のことを取り上げるのか、といったご批判は重々承知している。
だが、このブログの目的は、2010年代以降に起こった世界的なBABYMETAL現象を社会学的、文化史的に考察することだから、その背景として、2020年に世界中を襲った武漢ウイルス禍や、その原因となった強引な武漢市の閉鎖による地獄絵図や、情報隠蔽によって世界中に「死病」としての武漢ウイルスのイメージを拡散した中国共産党政権の問題点を取り上げないわけにはいかない。
BABYMETALは、武漢ウイルス禍によって2020年のWorld Tourの中断を余儀なくされた。
武漢ウイルス禍が、BABYMETALが世界で活躍するための基盤である自由な人の往来や分断をもたらしたことを思えば、「緊急事態宣言」下で敢行されている10 BABYMETAL BUDOKANの意味や意義が、世界史的な重要性を持っていることがわかるというものだ。

そして、いかにうさん臭くても、政府やマスコミによって「コロナ明け」が演出され、人々の暮らしが元に戻り、延期された東京オリンピックの開会式で、世界のBABYMETALがその雄姿を現すのを、ぼくは夢想しているのだ。