PCR検査の根本的欠陥 | 私、BABYMETALの味方です。

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★今日のベビメタ
本日1月23日は、2017年、THE ONE登録がスタートし、限定版東京ドームBD&CDセットの予約販売および購入者限定エクスクルーシブイベントOnly the Five Knowsのエントリーが開始された日DEATH。

<2021年1月22日現在>
PCR検査数    累計6,236,054    2020年12月22日4,439,273    直近1か月1,796,781
陽性判定数    累計351,020    2020年12月22日200,658    直近1か月1,50362
死者数        累計4,830    2020年12月22日2,944        直近1か月1,886
致死率        累計1.38%    2020年12月22日1.47%        直近1か月1.25%
(データ元:厚労省「新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料」)

直近1か月間の死者数/陽性判定者数は、1.25%とまたまた下がった。

なぜ致死率がどんどん下がっていくのかは、武漢ウイルスは「死病」ではなく、「感染者の拡大」は怖くないということの証明である。
10 BABYMETAL BUDOKANが行われた日本武道館への行き帰り、久しぶりに乗った東海道線の車内広告を見て愕然とした。
いわゆる中吊り広告は約半数が空きスペースで、貼りだされているのも、その半分はJRの自社広告であった。かつて満員電車の格好の暇つぶしだった週刊誌の吊り広告や、新発売の電化製品、ビール・缶チューハイの広告も皆無。ドアには学習塾や英会話、網棚上には分譲マンションや貸金業の広告も並んでいるが、乗客の視線が最も集まる高さに貼ってあったのは、「銀座脱毛サロン〇〇」「エステティック〇〇」「シミ取り10か所26000円〇〇美容クリニック」「ビューティ〇〇」といった医療・美容の広告ばかりである。
最も目立っていたのが、各車両のど真ん中、二面を使った「15,000円でPCR検査、唾液でOK、来院不要」「+5,000円で陰性証明」「オトクな10回セット90,000円」の文字が躍る「〇〇クリニック」の吊り広告だった。
乗換駅の構内でも「お手軽なPCR検査」を勧める病院・クリニックの広告をいくつも見かけた。
ネットでもテレビでも、「デブ菌撃退」「お肌つるつる」「口臭予防」「異性を惹きつけるシャンプー」などに混じって、PCR検査サービスのCMが流れる。
どうやらこの国では、民間PCR検査会社・医療機関が「最も売れる商品」になっているようだ。
これでは、PCR検査数が激増し、陽性者=「感染者」が増えるのは当たり前である。
これがBABYMETALの新たな「敵」=DYSTOPIAの実相でなくて、なんであろうか。

2020年9月、英オックスフォード大学のEvidence Based Medical Center(証拠に基づく医療センター)は、武漢ウイルスのPCR検査について、「死んだウイルスのかけらを陽性として検知している」との研究結果を公表した。(英BBC、2020年9月7日)
これによれば、感染した人がウイルスをうつす期間は約一週間とされるが、その後数週間にわたりPCR検査では陽性と判定される可能性がある。感染力のなくなったウイルスの死骸をわずかに持つ人も陽性とカウントされるからである。
同センターのカール・ヘネガン教授は「ウイルスの有無で陽性・陰性を判断するのではなく、ごく少量のウイルスで陽性結果が出ないように基準を設けるべきだ」と提言した。
ところが、PCR検査の原理上、理の当然であるこの研究および提言は、日本のマスメディアでは一切報じられず、WHOも、各国保健当局も完全に無視したまま、今日に至っている。
それどころか、電車の中吊りやテレビ、ネットで野放し状態の民間検査会社・医療機関の広告が流れる。
このブログでは何度も力説してきたが、武漢ウイルスの「パンデミック」は、人類史上初めてPCR検査が大々的に用いられ、それによって作られた「PCRデミック」である。
高いCT値のPCR検査で、あるエリアないしコミュニティにおける「感染者」のスクリーニング(選別)を行っている限り、「パンデミック」は永遠に終わらない。
「PCR検査を国民全員に行い、早期発見して隔離しろ」という奴らは、一見国民感情に訴えるように見えて、実は右から左まで全員、世界を覆う闇Darkside=「パンデミック」をいつまでも終わらせない「あっちの世界」の人々である。

しつこいようだが、おさらい。
PCR検査は、ごく微量の検体に含まれる遺伝子の欠片を、プライマーと呼ばれる遺伝子転写用の材料と、何種類かの試薬および連続的な温度変化によって増幅し、短時間でゲノム配列を読む技術として、アメリカのキャリー・マリス博士によって開発された。同氏はこれによってノーベル化学賞を受賞した。
2020年1月に中国で亡くなった患者から採取した検体のゲノム配列が、従来のコロナウイルスとは異なるとして、ゲノムバンクに登録された。これがウイルス名称「SARS-CoV-2」、感染症名称「Covid-19」、ぼくの言い方でいえば武漢ウイルスである。
このゲノム情報に基づいて、PCR検査用のプライマーが設計され、検体の中に、このプライマーで増幅される有機体がごく微量でも含まれていれば、「陽性」となる。
試薬投与と温度変化で、有機体に含まれる特徴的なゲノム配列部位を増幅させるプロセス1サイクルをThreshold Cycleといい、その回数をCT値という。
台湾では、CT値=30サイクル増幅したとき、発症する可能性のある閾値に達した検体を「陽性」としている。このくらいのウイルスの「量」を持った人は発症する可能性があるというわけだ。
ところが、日本の国立感染研標準ではCT値は40サイクル、民間検査会社では45~50サイクルもやって、きわめて微量の「新型コロナウイルスとされるゲノム配列を持った有機体」を検出した場合、「陽性」としている。ちなみにWHOや米国立感染研所長のファウチ博士は、30以上のCT値は「無意味」だと言明している。
先述した英オクスフォード大学EBMセンターの研究・提言を思い出してほしい。
PCR検査では、検体に含まれる武漢ウイルスのゲノム配列を持つ有機体が、生きていようが死んでいようが関係ない。
これは、インフルエンザで行われる検査と決定的に違う。
インフルエンザでは、発熱・咳など、発症した人の確定診断として検査を行う。
インフルエンザの場合は、生きたウイルスが発症した人から、空気感染で人間社会の中に広がり、次々と発症させていく。発症した人にだけ検査が行われ、ウイルスの種類が特定される。したがって、インフルエンザの感染状況は自然現象である。自然現象だからこそ、「実効再生産数」が統計的な予測の基礎数として有益なのである。
ところが、武漢ウイルスでは、あるエリアやコミュニティの中で「感染者」を「早期発見」するために、無症状の人にPCR検査が行われる。
これでは、PCR検査数、CT値の設定などによっていくらでも条件が変わってしまう。しかもPCRではウイルスの死骸でも検出してしまう。つまり、武漢ウイルスの「感染状況」は人為的なものであり、「実効再生産数」も無意味である。
ぼくは、感染症患者の確定診断に用いられるPCR検査の有用性を否定しているのではない。
こと武漢ウイルスに限っては、その使われ方が決定的に間違っていると言っているのだ。
現在のようなやり方では、原理的に言えば、武漢ウイルスが完全に死に絶えたとしても、公共の建物のドア、エレベーターや自動販売機のボタンなど多くの人間が触るものや、街中や建物内の空気中に漂っている死骸がたまたま検体に含まれていれば、プライマーを投与することで遺伝子の転写プロセスが始まり、陽性判定が出てしまう。
ごくごく微量のウイルスの死骸がのどや鼻に付着していた人は発症するか。絶対にしない。ウイルスの死骸は人体の中では自然増殖しないからだ。当たり前の話である。
だが、そのウイルスの死骸が、たまたま「濃厚接触」した人に付着し、それがPCR検査で検出されれば、その人も「感染者」になってしまう。
無症状の“病原体保有者”が他の人に「感染」させるというドグマは、これによって担保されているのだ。これまたよく考えれば当たり前の話だが、決定的に間違っている。

ある感染症の社会的脅威度は、インフルエンザ、土着コロナウイルスによる風邪から併発した肺炎、お年寄りが餅をのどに詰まらせて亡くなる確率、お風呂で溺れて亡くなる確率、交通事故死、全人口に占める自殺者の割合など、あらゆる社会的リスクと比較した上で評価され、政策化されねばならない。
もし、武漢ウイルスがこれらのどれよりも脅威度が高いというなら、憲法に保証された私権を制限してでも「緊急事態宣言」が発令されるのもやむを得ない。
だが、実際には、武漢ウイルスのわが国における社会的脅威度は、今挙げたどのリスクより低い。
しかし、現在開かれている通常国会の代表質問で、そうした冷静な議論をしている政党は皆無である。
どの議員も、「感染拡大が止まらない」「感染力の強い変異型が静岡の市中で検出されたのは国家存亡の危機である」という前提から、菅政権の対応をこき下ろす。
菅首相も「感染拡大をなんとしても食い止める」「変異型への水際対策を急ぐ」などと答弁する。
まさに茶番である。
ここまで読んでこられた読者なら、笑いと怒りをこらえるのに精いっぱいだろう。
「静岡の市中」で「変異型」が発見されたことは、むしろ喜ばしいことである。
南アフリカ~イギリスで進化した「変異型」は、感染力が強くても従来型より弱毒性だという。
もし「市中で検出された」という有機体が、生きたウイルスであれば、感染し、発症しても命に別状はなく、人体内では抗体ができる。まさに天然=無料のワクチンではないか。
政府が高い金を出して特定の巨大製薬会社から、実績のない遺伝子組み換えワクチンを購入し、副作用のリスクを冒して打つ必要はなくなる。
擬人化して考えれば、武漢ウイルスは、本来はお客さん=宿主である人類の中の敵=医療マフィアが開発した人工ワクチンに対抗して、より人類に親しんでもらうために弱毒化したのだ。偉い!
もちろん、ワクチンなどなくても、武漢ウイルスは、免疫力の弱った高齢者や、基礎疾患の治療などのために免疫抑制剤を打っている人以外は、発症しても軽症ですむ「風邪」なのだから、そもそも大騒ぎする必要はない。重症化することがあるので、インフルエンザ同様の指定感染症5類扱いにして、どの病院でも集中治療を受けられるようにすればよい。
武漢ウイルスを「死病」扱いにしていることが、そもそもの間違いなのだ。
もう一度言う。
死骸の欠片でも陽性判定=「感染者」としてしまうPCR検査を用いている限り、武漢ウイルス禍は永遠に収束しない。
今もっとも必要なことは、生きた武漢ウイルスと、死骸とを区別することである。
生きたウイルスと死骸とを区別しないPCR検査は、発症者のみを対象として、CT値の基準を設けて限定的に使用しない限り、武漢ウイルス「感染拡大の予防」には全く役に立たない。
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