10年のキセキ(128) | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ
本日9月25日は、2013年、DVD『Live Legend、I、D、Z Apocalypse』のTrailerが発表された日DEATH。

 

祝!Songs of Tokyo Festival 2020出演決定!

先日、ニュースでお伝えした「海外の噂」ですが、実際にNHK-Worldの「Songs of Tokyo Festival 2020」が行われ、BABYMETALの出演が決まったことが、BABYMETAL公式ツイッターで発表されました。

出演時間は、

Part1⇒10/24 前8:10~8:58、14:10~、19:10~、26:10~

Part2⇒10/25 前8:10~8:58、14:10~、19:10~、26:10~

Part3⇒10/31 前8:10~8:58、14:10~、19:10~、26:10~

Part4⇒11/ 1 前8:10~8:58、14:10~、19:10~、26:10~

のいずれかとのことで、決まり次第発表されるとのこと。

出演アーティストは、蒼井翔太、 BABYMETAL、 BanG Dream!、 Foorin、日向坂46、布袋寅泰、 HYDE、 THE IDOLM@STER。

収録は11日との情報もあり、出演者数から考えて、持ち時間は48分ということなのかな。

日向坂46との初共演でもある。とりあえず祝!

江戸時代中期の1783年(天明2年)、伊勢国亀山藩領南若松村(現:三重県鈴鹿市南若松)の囲米廻船の船頭だった大黒屋光太夫は、江戸へ向かう途中の駿河湾沖で暴風雨に遭遇して黒潮に流され、ベーリング海の孤島アムチトカ島に漂着した。
その後、光太夫はロシア人漂流民とともに島を脱出してカムチャツカ半島に渡り、帰国許可を得るため、オホーツク海に面したオホーツク、レナ川上流のヤクーツクを経て、バイカル湖岸のイルクーツクでロシア人博物学者キリル・ラクスマンに出会い、ロシア帝国の首都サンクトペテルブルグまで旅し、1791年、女帝エカテリーナ2世に謁見した。


1792年(寛政4年)、キリルの息子アダム・ラクスマンがシベリア総督の親書を携え、幕府との通商交渉を求めるため、光太夫を引き連れて根室に来航、光太夫は9年ぶりに日本へ帰還することができた。
だが、その後の日本とロシアは歴史的に対立関係になることが多かった。
ラクスマンの後継者レザノフは、来航した長崎で通商を拒絶されると、ロシア帰国後、皇帝に武力行使を上奏し、部下のフヴォストフが1806年(文化3年)から1807年にかけて、択捉島や樺太、利尻島を襲撃し、アイヌ人の婦女子を拉致し、略奪・放火を行った。(文化露寇)
1853年、ペリー提督に率いられたアメリカの黒船が来航すると、江戸幕府は攘夷から開国へシフトし、1858年(安政5年)にはアメリカ、オランダ、ロシア、イギリス、フランスの五か国とほぼ同時に修好通商条約を結んだ。不平等条約ではあったが、五か国の待遇は均等で、幕府は西欧列強同士がけん制し合う状況を形成したともいえる。
一方、攘夷政策をとり続けた清国では、1857年に第二次アヘン戦争(アロー号事件)が起こり、参戦したロシアは、1860年の北京条約で、清国からアムール州、沿海州を割譲させ、日本海に面したウラジオストクに拠点を築いた。だが、ウラジオストク港は冬になると凍ってしまうため、ロシアは満州、遼東半島から朝鮮半島へと勢力を広げようとしていた。
維新後の明治政府は、朝鮮半島がロシアの支配下に入れば、日本侵攻の足掛かりになってしまうという危機感を抱いていた。1891年に、訪日したロシア皇太子ニコライ2世に警護役の巡査が切りつけた大津事件が起こったのは、少なくとも巡査クラスでも、大国ロシアへの警戒感を持っていた証左である。
しかし、清国や李氏朝鮮は危機意識が薄く、その結果起こったのが、日清戦争、日露戦争だった。日韓併合や満州国建国も、こうした当時の国際情勢に対応するためであり、日本が朝鮮や中国を一方的に侵略したというのは浅薄な見方である。
日露戦争に敗れたロシア帝国では、第一次世界大戦中の1917年にロシア革命が起こり、レーニン率いる共産党ボリシェビキが全権を掌握、ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)が誕生した。
1935年に行われた第七回コミンテルン大会で、ドイツと日本の共産化を進める方針が決議され、中国共産党は「抗日救国のために全国同胞に告げる書(八・一宣言)」を発表。以降、満州や中国では日本人への痛ましいテロが相次いだ。日本がドイツ・イタリアとの防共協定-のちに三国同盟を結んだのは、コミンテルンに対抗するためだった。
1937年に盧溝橋事件、通州事件、第二次上海事変が起こり、支那事変(日中戦争)へと発展すると、ソ連のスターリンは、8月に中華民国蒋介石政権と、5年間は他国と不可侵条約を結ばないことを条件に中ソ不可侵条約を結び、義勇航空隊を送るなど支援するが、アメリカ・ルーズベルト政権が主導する経済制裁(ABCD包囲網)で追い込まれた日本は、太平洋戦争突入前の1941年4月に日ソ中立条約を締結した。ソ連側としては、ナチスドイツの侵攻が予見されていたためだった。
ところが、ナチスドイツの敗色が濃厚になると、スターリンは1944年のヤルタ会談でルーズベルトとチャーチルに対日参戦を密約、大戦末期の1945年8月、アメリカが広島に原子爆弾を投下した直後に日ソ中立条約を破って満州に侵攻。ポツダム宣言受諾後、日本に引揚げようとしていた無防備な民間人を襲うとともに、約57万5000人に上る日本軍の投降者をシベリアに連行して強制労働に従事させ、うち約5万8000人が現地で死亡した。(シベリア抑留)
さらに、ソ連は1875年に日本とロシア帝国の間で締結され、千島列島を日本の帰属とする「千島・樺太交換条約」をも破り、1945年8月に千島列島全域を占領した。これが北方領土問題の起源である。
戦後、ソ連は国内で大量の政治犯を粛清・弾圧しつつ、日本への影響力を強めるため、GHQや日本の政党、大手新聞社などに親ソ派の工作員を潜入させていたことが、『ヴェノナ文書』や『ミトロヒン文書』で判明している。
1991年にソ連が崩壊し、普通選挙による議会と大統領制のロシア連邦になったが、北方領土問題は現在も解決しておらず、プーチン政権は外交問題で中国や北朝鮮の側に立つなど、ロシア=旧ソ連への警戒感は日本国民の間でいまだに根強い。
地理的に最も近い白人列強国家だったロシアと日本は、それだけに様々な歴史的軋轢を抱えているのである。
とはいえ、音楽的に見ると、ロシアはクラシック大国であり、チャイコフスキー、ムソルグスキー、ストラヴィンスキー、ラフマニノフ、リムスキー=コルサコフらの作曲家、ピアニストのブーニン、キーシンらを輩出し、ポップ界でも2000年代に世界を席巻したt.A.T.u.、『攻殻機動隊』の主題歌を歌ったORIGAなど、日本でもなじみのあるアーティストがいる。
メタルバンドとしては、ロシアンメタルの帝王と呼ばれるARIA、演劇的なメロスピ&シンフォニックメタルの雄EPIDEMIA、ロシアンフォークメタルのARKONAなどがヨーロッパメタル界で活躍している。
現在、日本では海外でライブを行うミュージシャンが増えているが、アメリカ、ヨーロッパと中国が多く、前述した状況もあってか、ロシアでライブを行うバンドはそれほど多くない。
メタルバンドとしては、DIR EN GREYが2010年からロシア公演を始め、以降も2011年、2018年と継続的にライブを行い、2020年も1月にモスクワとサンクトペテルブルグでライブを行っていた。
アミューズの先輩であるONE OK ROCKは2014年にサンクトペテルブルグとモスクワでライブを行い、2015年、2017年にもロシアでの公演を行った。
BABYMETALも2019年までのライブツアーは欧米中心だったが、METAL GALAXY WORLD TOUR 2020では、北欧、東南アジア、東欧ポーランド、南欧スペインまで足を延ばす予定であり、ロシア2都市での公演もその一環だった。
こうして2020年2月28日、BABYMETALは、様々な経緯を踏まえつつ、汎ヨーロッパツアー第一ラウンド最後の国、ロシア・サンクトペテルブルク公演を行った。
ロシアの観客はBABYMETALをどう受け入れたのか。

会場のM1 Arenaのホール棟はフルキャパシティで5,000人収容とのことだが、全体が楕円形で、天井がドーム状になっており、ソウルの高尺ドームに雰囲気が似ている。チケットはSOLDOUTしており、汎ヨーロッパツアーではロンドンに次ぐ大観衆が集まった。
セットリストは以下のとおり。
1.FUTURE METAL
2.DA DA DANCE
3.Distortion
4.PA PA YA!!
5.BxMxC
6.神バンドソロ~Kagerou
7.Starlight
8.Oh! MAJINAI
9.メギツネ
10.ギミチョコ!!
11.KARATE
12.ヘドバンギャー!!
13.Road of Resistance
アベンジャー:岡崎百々子
神バンド:Chris Kelly(G)、Clinton Tustin(B)、Anthony Barone(D)、C.J. Masciantonio(G)

セットリストは、フィンランド・ヘルシンキと同じ“Bセット”。
230年前に大黒屋光太夫が日本人として初めてエカテリーナ2世に謁見した古都サンクトペテルブルグに「FUTURE METAL」が響く。伊勢の漁村で育った光太夫にとって、ロシア帝国の首都は光輝く未来都市だったろう。だが、今は多くのロシア人にとって、日本は近未来のハイテク国家である。「FUTURE METAL」は、その象徴としてのBABYMETALのイメージそのものである。
大会場の割に、ステージやスクリーンは小さい。
銀河神バンドのメンバーがスタンバイすると、雪が残る極寒の中、開場を待ち続けた観客からものすごい歓声が沸く。最前列に陣取っているのは坊主頭の若者たち。リズムに合わせて「ヘイ!ヘイ!…」と合の手&拍手を続ける。いきなり熱い情熱が伝わってくる。
点滅する青い照明、繰り返されるイントロ。スクリーン前に三人がシルエットを見せると、場内は大歓声で満たされる。スクリーンが真っ赤に染まって、「DADADANCE」が始まると、「♪BABY、BABY、べいびーめろッ!」「♪フォー!」と歌い踊るBABYMETALのKawaii姿に、会場は一気にヒートアップした。
今日もアベンジャーは岡崎百々子。極寒のため、コスチュームは三人ともSU-と同じシースルーの長袖になった。
最前列のメイト軍団は「♪フォー!」と合いの手を叫んでジャンプするが、柵のないピットではとんでもない圧縮が起こっている。
ドラムスが途切れる「♪もう迷わない、誓いを両手に…」のところに来ると、待ち構えていたように大歓声が起こる。いやはや、スゴイ反応である。
暗転し、SEで「♪ウォーウォーウォーウォー…」のコーラスが聴こえてくる。3曲目「Distortion」である。
最前列に陣取ったロシア人メイトさんは「Give up Give up!」「Stop the Power!」と、アリッサ・ホワイト・グラズのグロウルに合わせて合いの手を入れ、「♪ウォーウォーウォーウォー!」と歌う。この反応の正確さは日本レベルだ。ヘルシンキとは全く違い、勝手にシンガロングしてしまうロンドンとも違う。
4曲目は「PAPAYA!!」。イントロと同時にSU-が「Are you ready?」と叫び「んJump!んJump!…」と煽ると、ピットは一気に過熱し、観客は、「パッパッパッパ…パパヤー!」と叫びながらジャンプしまくる。タオル振り率は汎ヨーロッパツアーで一番。SU-の巻き舌の「♪祭rrりだ祭rrりだ」に合わせて、MOAと同じ「♪祭りだ、祭りだ」を忠実に繰り返しているが、後半の「踊って騒げ」は発音できないらしく、「オドテ、アダテ…」とか言っている。凄いぞ、ロシア人。
暗転し、電子音+ヘヴィなギターリフによる「BxMxC」が始まる。スクリーンには日本語の文字が浮かんでは消える。だがそのスクリーンは小さく、おそらく二階席からはスマホ画面くらいにしか見えないだろう。
もちろん見えたからといって読めるわけではないし、ラップの意味も分からないだろう。だが、情熱的なロシア人観客は「B!M!C!」と叫び、「Wanna wanna wanna」「Be!」「Want some want some want some」「Be!」の合いの手は正確に入れる。曲中、常にヘドバンでピットフロア全体が揺れており、タイガーを決め込む者はほとんどいない。SU-のアカペラソロラップでは、やはり大歓声が沸いた。ロシアの観客は日本人メイト並みにBABYMETALの楽曲を知っており、ライブでその愛を表現しようとしていた。
6曲目「Kagerou」前の銀河神バンドのソロでも観客の態度は素晴らしい。リズムに合わせて「(休)Hey!(休)Hey!」と裏拍の合いの手を入れていた。
Dark Vaderの演奏はユニゾンから入るいつものソロだったが、それを受けたC.J.が速弾きシュレッド+バッハ音階のタッピングを聴かせると、観客から「オー」というような感嘆が漏れた。


三人が肩をゆすって入ってくると大歓声が沸き、観客はSU-の歌に合わせて「♪Crazyくれいじーい…どうかして・る!」と日本語の歌パートを歌っていた。本当に凄い。
7曲目、スクリーンに星が映り、「ララララーラー…」とコーラスが聴こえてくる。「Starlight」である。
ヘルシンキでは、Djent+パワーメタルの「正統派」メタルなのに、イマイチ反応が薄かった。

だが、サンクトペテルブルグでは、サビの「♪Fly higher in the sky」になると、観客も合唱。間奏部では、天井を指さし、小神様を悼んでくれている観客もいた。曲の意味をよくわかっているのだ。これには感動した。

8曲目、スクリーンにヨアキム・ブローデンが大写しになる。ポルカメタルの「Oh!MAJINAI」である。
ロシア人は「♪ナイナナナイナイナイナイナイナイ」を大合唱し、三人がコサックダンス風にクルクルと踊ると、そのKawaiさに大喝さいが起こった。ピットでも輪を作って踊る観客多数。みんなニコニコ笑っている。
ヨアキムがソ連時代を思わせる赤旗を振っていることに対しては、特に大きな反応はない。曲が終わると、これまでで一番大きな歓声と拍手が沸いた。
9曲目、「メギツネ」のイントロで、「さくらさくら」のメロディが流れると、またも大歓声。
ピットの観客はC#mのリフに合わせて「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」と合の手を入れる。スクリーンには巨大な赤青のキツネ様が降臨している。最も日本的な曲に、ロシアの観客はどう反応するのか。
和楽器のリフからMOAと百々子がきれいにそろった狛ギツネポーズをとり、キツネサインを観客席に示すと、観客は待ってましたとばかりに「ソレ!ソレ!ソレ!」と自分たちも歌いながらジャンプ&モッシュした。
間奏部のSU-の煽りはロシア語で、おそらく「Добрый вечер=ドブリベチェール(こんばんは)!」だと思う。会場からはものすごい歓声が沸く。だがその次のフレーズが出てこず、ちょっと間が空いて「Are you ready?」「Are you ready!!」「1,2,123!Jump!」となった。もちろん観客席はニコニコ顔でジャンプを続けた。


10曲目、畳みかけるようにスクリーンに「Give me…」の文字とグロウル、機械音が流れる。世界中の誰でも知っている代表曲「ギミチョコ!!」である。「…Give me Chocolate!」から、曲が始まると、悲鳴のような歓声が起こり、ピットは圧縮&モッシュ&クラウドサーフで大変なことになった。とても初見参とは思えないすさまじい反応。間奏部、SU-はまたもロシア語で叫び、大歓声を引き起こす。それに呼応するように、ロシア人観客も野太い声で「スゴーイ!」と叫んだ。
狂熱状態をクールダウンさせるように、ステージが青く染まり、静かなイントロから三人が斜めに腕をそろえたポーズから11曲目「KARATE」が始まった。
客席はイントロの間は「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」、歌が始まると、「セイヤ!セ、セ、セ、セイヤ!」「ソイヤ!ソ、ソ、ソ、ソイヤ!」「押忍!」と正確に合の手を入れる。そして「♪ウォーウォーウォー」は大合唱。
間奏部、三人が倒れるシークエンスでは手拍子が起こり、SU-が「Everybody、Jump!」と叫ぶと、ピットの観客ほとんどがジャンプして、会場が揺れた。すべての楽曲に対する反応が素晴らしい。
12曲目は「ヘドバンギャー!!」。欧米では2015年以来セトリに入らなかった楽曲だが、観客はちゃんと「♪ヘドバン、ヘドバン…バンバンババン」を一緒に歌っている。「♪いーちごのよーるを…」の「トイ、トイ!」も正確無比。間奏部、MOA、百々子がステージの左右に散り、笑顔で「ヘドバン、ヘドバン」と煽ると、ピットの観客は両手を上げて、ちゃんと「崇拝ヘドバン」している。まるで日本でのライブのようだった。
暗転した会場に、手拍子なしの四拍子の「ベイビーめーたる、ベイビーめーたる」というロシア式コールが響く中、戦国SEが流れ、三人がBABYMETAL旗を担いで登場すると、「ウォー!!!」と大歓声が起こった。
SU-がピットを分ける仕草は、ヘルシンキと違って二回。それに応じて、柵のないピットには巨大なWODが形成された。
MOAの「1234!」で曲が始まると、ピットでは高速サークルモッシュが発生。最前列は圧縮に苦しみながらも「♪ゴーフォーレジースターンス!」と歌いながら回っている。凄い体力である。
シンガロングパートではSU-の「Sing it!」に合わせて観客が「♪ウォーウォーウォー…」と大合唱し、「♪Stand up and Shout!」には「Shout!」と答えていた。ホントに日本っぽい。
SU-は最後の「♪ぼくらのレージースターーーーンス!」を、長く伸ばして歌い上げた。ロシアの情熱的な観客に応えたいという思いだったのかもしれない。


「We are?」「BABYMETAL!」のC&Rが終わり、スクリーンにエンドロールが流れ、客電が点いても、ロシアの観客はいつまでも「スパシーバ、スパシーバ」(ありがとう)のコールを続けた。
サンクトペテルブルグ公演は、汎ヨーロッパツアーで最高の盛り上がりを見せた。
5,000人の観客の多くが「ヘドバンギャー!!」から「PAPAYA!!」まで、BABYMETALの楽曲をよく知っており、まるで日本でのライブみたいに、合いの手を正確に入れ、シンガロングしていた。
正直意外だったが、サンクトペテルブルグのファンは、ずっとBABYMETALを待っていてくれたのだ。その愛と敬意と情熱がよく伝わってきた。
次は、いよいよ汎ヨーロッパツアー第一ラウンドファイナル、モスクワ公演である。
(つづく)