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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ
本日10月15日は、2015年、World Tour 2015 in Japan東京@Zepp Diver Cityが行われ、2017年には、巨大キツネ祭り@大阪城ホール2日目が行われ、2019年には、オレゴン州ポートランド公演@Roseland Theaterが行われる日DEATH。ただし時差が16時間あるので、開演は日本時間10月16日12:00、三人の登場は13:10ごろとなります。


(ビルボードHPより by Taku Fujii)

『METAL GALAXY』は、すでにiTunes Worldwide Albumsの10月11日-12日付デイリーチャートで世界1位、オリコンアルバムデイリーチャートで10月10日付第1位を記録した。
だが、肝心なのは米ビルボード200、英オフィシャルチャート、日本のオリコン・ウィークリーチャートである。
まずはビルボード200の現状から。

<10月12日付(9月20日~26日集計10月1日発表)>
1. DaBaby『Kirk』…14万8000ユニット(初登場)
2. Post Malone『Hollywood's Bleeding』…12万4000ユニット(4週目)
3. The Beatles『Abby Road』…8万1000ユニット(329回)
4. Kevin Gates『I’m Him』…7万ユニット(初登場)
5. Taylor Swift『Lover』…(6週目)
6. Whiskey Myers『Whiskey Myers』…4万2000ユニット(初登場)
7. Billie Eilish『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』…(27週目)
8. Young Thug『So Much Fun』…(7週目)
9. Lizzo『Cuz I Love You』…(24週目)
10. Lil Tecca『We Love You Tecca』…(5週目)

DaBabyの『Kirk』の1位は、先週の段階ですでに確定していた。Post Maloneは、4週目で1位の座を譲り渡したが、いまだに12万ユニットを売り上げる化け物ぶり。
The Beatlesの『Abby Road』は、9月27日にリリースされた50周年記念エディション。
ビルボード200位圏内へのランクイン数は329回だから、50年間600週の半分以上がランクインしていたことになる。それでも記念エディションがリリースされれば3位になってしまう。ちなみにユニットのほとんどはフィジカルCDの売り上げだという。
テイラー・スウィフトは6週目でまだ5位。ただ、ユニット数は5-6万台になっていると思われる。
US盤の『METAL GALAXY』は、10月11日~17日集計分が10月22日に発表され、11月2日付ビルボード200にランクされる。
ちなみに、2016年4月1日発売の『Metal Resistance』は、4月1日~7日集計分が4月12日に発表され、4月23日付で39位となった。

次に、国内のオリコンデイリーチャート推移。
<10月8日(初登場)>
1.    渋谷すばる『二歳』
2.    スピッツ『見っけ』
3.    Official髭男dism『Traveler』
4.    BABYMETAL『METAL GALAXY』
5.    イ・ジェジン『scene.27』
<10月9日>
1.    Official髭男dism『Traveler』
2.    スピッツ『見っけ』
3.    BABYMETAL『METAL GALAXY』
4.    ザ・クロマニヨンズ『PUNCH』
5.    渋谷すばる『二歳』
<10月10日>
1.    BAYMETAL『METAL GALAXY』
2.    Official髭男dism『Traveler』
3.    スピッツ『見っけ』
4.    渋谷すばる『二歳』
5.    竹内まりや『Turntable』 
<10月11日>
1.    渋谷すばる『二歳』
2.    BABYMETAL『METAL GALAXY』
3.    Official髭男dism『Traveler』
4.    スピッツ『見っけ』
5.    フレディ・マーキュリー『ネバー・ボーリング』
<10月12日>
1.    Official髭男dism『Traveler』
2.    BABYMETAL『METAL GALAXY』
3.    スピッツ『見っけ』
4.    ザ・クロマニヨンズ『PUNCH』 
5.    渋谷すばる『二歳』
<10月13日>
1.    Official髭男dism『Traveler』
2.    スピッツ『見っけ』
3.    BABYMETAL『METAL GALAXY』
4.    竹内まりや『Turntable』
5.    ザ・クロマニヨンズ『PUNCH』
という推移になっている。
オリコンのウィークリーチャートは、月曜日から日曜日までの集計で、翌々週月曜日付のチャートが翌日の火曜日に一般公表される。
ちなみに10月14日付で発表された9月30日~10月6日集計分のウィークリーチャートは、
1.    SEVENTEEN『An Ode:SEVENTEEN Vol.3』
2.    GLAY『NO DEMOCRACY』
3.    神宮寺レン『うたの☆プリンスさまっ♪ソロベストアルバム』
4.    Mrs. GREEN APPLE『Attitude』
5.    虹ヶ丘学園スクールアイドル同好会『Love U my Friends』
となっている。
10月8日にリリースされた『METAL GALAXY』日本盤(※)は、10月8日~10月13日の集計分で10月21日付チャートが決まり、10月22日に一般公表される。ここにあげたOfficial髭男dism、スピッツ、渋谷すばるとのデッドヒートになり、売上実枚数が勝負を決めるだろう。

次にiTunesのWorld Wide Albums。
<10月11日付>
順位    アーティスト/アルバム            日数    ポイント
1    BABYMETAL/ METAL GALAXY        4    17710
2    Hillsong Worship/ Awake            2    16945
3    Lacuna Coil/ Black Anima            2    14411
4    Nick Cave & The Bad Seeds/ Ghosteen    8    13209
5    Elbow/ Giants of All Sizes            2    11867
<10月12日付>
順位    アーティスト/アルバム            日数    ポイント
1    BABYMETAL/ METAL GALAXY        5    14119
2    Nick Cave & The Bad Seeds/ Ghosteen    9    13443
3    Hillsong Worship/ Awake            3    12825
4    Elbow / Giants of All Sizes            3    10221
5    Lacuna Coil/ Black Anima            3    10091
<10月13日付>
順位    アーティスト/アルバム            日数    ポイント
1    Nick Cave & The Bad Seeds/ Ghosteen    10    12290
2    Hillsong Worship / Awake            4    11221
3    ABBA/ Gold: Greatest Hits        793    10937
4    BABYMETAL/ METAL GALAXY        6    9219
5    Taylor Swift/ Lover            52    9083
速報したとおり、10月11日付デイリーチャートで見事世界第1位を獲得し、10月12日付デイリーチャートでも1位を維持したあと、10月13日付で4位に後退した。

※英語版Wikipediaには、『METAL GALAXY』の項目ができており、リリース日について「It was released in Japan on October 8, 2019, with an international release following on October 11, 2019 worldwide.」(日本では10月8日にリリースされ、国際的リリースは続く10月11日に世界中で行われた)と記述されている。
ぼくらはTHE ONE盤が早めに届くことは知っていたが、公式には11日世界同時リリースと聞かされていた。しかし、オリコンデイリーアルバムのリリース日も10月11日となっているのに、10月8日に初登場しており、iTunesでは初登場した10月11日付で既にリリース後4日と記述されている。
これは、オリコンの売り上げ集計開始日が月曜日で、ビルボードでは金曜日始まりであることが原因だ。ちなみに英オフィシャルチャート(OCC)は日曜日から土曜日の集計である。
アメリカに合わせれば日本での集計期間は金土日の3日間に限定されてしまう。日本に合わせればアメリカでの集計期間は火水木の3日間に限定されてしまう。かといって日本盤のリリースが早いことを公式にアナウンスすれば、熱心な海外ファンが日本盤を求める恐れもある。日本盤の早期リリースを告知しないのは苦肉の策なのだろう。
オリコンウィークリーはすでに集計が終了、ビルボード200はあと2日、英オフィシャルチャートはあと4日。アルバムの音楽的評価とチャートとは別物だが、朗報を期待したい。