ことし6月に開催されたBABYMETALのライブを収めた「BABYMETAL AWAKENS -THE SUN ALSO RISES-」が、10月11日(金)夜9:00よりWOWOWライブにて放送される。

【写真を見る】SU-METAL、MOAMETALの傍らに“アベンジャーズ”が降臨!

昨年YUIMETALが脱退し、SU-METALMOAMETALを中心に新たなスタートを切ったメタルダンスユニット・BABYMETAL。2010年の結成以降、国や地域という垣根を飛び越え活動し、今や世界でも破格の評価を獲得している稀有なアーティストとなっている。

ここ数年海外公演を積極的に行ってきた彼女たちにとって貴重な凱旋公演は、“メタルレジスタンス第8章”の幕開けとして2日にわたって開催。会場となる神奈川横浜アリーナには、この日を待ちわびた観客が数多く詰めかけた。

開演予定時刻を少し過ぎた頃、スクリーンには「METAL RESISTANCE EPISODE VIII」の文字が映し出され、BABYMETALの歴史の一端が語られると、会場中央に鎮座する正八面体が不規則に赤く点滅を開始。

移動するステージを照明が捉えると、そこにはキツネのお面を着けた3人の姿が。それを目撃した観客からは「待ちきれない」とばかりに至るところからコールが起きるが、会場は再び暗転する。

次の瞬間視界に飛び込んできたのは、蝶のような形をした光り輝く浮遊体。浮遊体は高く舞い上がり、その羽にはBABYMETALの輝かしい軌跡の数々が映し出されていく。そんな演出に、観客も思わず息をのむ。

そのまま蝶はステージ奥へ吸い込まれるように消えていき、ライブはSU-METALMOAMETALに加え、2人をサポートする“アベンジャーズ”(サポートダンサー)が一人召喚されスタートした。

■ 世界をまたにかける彼女たちの、新旧織り交ぜたパフォーマンス!

一曲目に披露されたのは、10月11日(金)にリリースされるニューアルバム『METAL GALAXY』収録の「Arkadia」。この曲のイントロが紡がれる様子は、まさに彼女たちが新たなフェーズへ突入したことが表現されているかのよう。

それに続くのは、彼女たちの大鉄板曲「メギツネ」。当然のようにこの曲で観客のボルテージは一気に上昇し、ここから演出の激しさは加速度的に増していく。

「Distortion」でSU-METALがコール&レスポンスをする頃には、会場は完全に彼女たちの支配下に。「Starlight」ではレーザーで壮大な空間を演出し、それにふさわしい歌唱力とダンスによって、さらにギアが上がることを予感させる。

後半になってもそのセットリストに一切の手加減は無く、「シンコペーション」では「回れ 回れ」という歌詞に呼応するように各所にサークルが出現。

さらに新曲「PA PA YA!!(feat. F.HERO)」でカオスな世界観が生み出されると、そこから「ギミチョコ!!」へと流れる怒涛の展開。アリーナクラスでも狭いという錯覚が起こるほど、計り知れない熱を帯びてラストへと突き進んでいった。

そして、赤い照明が暗がりを照らし始めると、法螺貝と太鼓の音が鳴り始め、会場からはすべてを理解したかのような観客の大歓声が。旗を持った3人が再登場すると、アンセム「Road of Resistance」でこの日のライブを締めくくった。

熱狂のライブの模様は、10月11日(金)夜9:00よりWOWOWライブにて放送。約3年半ぶりのアルバムリリース、アメリカ「The Forum」での単独公演と、ことしも多くの話題を提供する彼女たちの「現在」を収めた公演を、この機会にぜひ目撃しておこう。(ザテレビジョン

6月に開催されたBABYMETALの神奈川・横浜アリーナ公演が、10月11日(金)にWOWOにて放送!