MGWT4日目ボストン公演 | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ
本日9月12日は、過去BABYMETAL関連で大きなイベントのなかった日DEATH。



ボストンは、3年ぶり2回目のお目見え。
1回目は『Metal Resistance』リリース直後の2016年5月5日、そして今回は『METAL GALAXY』リリース直前。
場所は2回とも同じHouse of Blues(収容2500人)。
ツアーが始まる前は2F・3Fバルコニー席に128席の空きがあったが、ふたを開けてみると、会場はパンパンの入りだった。
定刻通り20:00にAVATARが始まり、20:41終了。4会場目となり、キッチリしてるわ。
スタッフがステージを作っていくが、3台のお立ち台は設置されないことに、ネット観戦者がややざわつく。
21:10客電が落ちる、大歓声。
セットリストは以下のとおり。
1.メギツネ
2.Elevator Girl (English Ver.)
3.Shanti Shanti Shanti
4.Kagerou(TATOO)
5.Starlight
6.FUTURE METAL(CG)
7.ギミチョコ!!
8.PA PA YA!!
9.Distortion
10.KARATE
11.ヘドバンギャー!!!

12.THE ONE(Unfinished English ver.)
13.Road of Resistance
メンバー:SU-METAL、MOAMETAL、アベンジャー:MOMOKOMETAL
神バンド:下手ギターDark Vader神、ベース:Imperial Guard神、ドラムス:Anthony Barone神、上手ギターShadow Trooper 神
「紙芝居」の「Are Your Ready to Head Bang?」に「ウォーという歓声が上がる。
中央に立って「メギツネ」ポーズをとるアベンジャーは、ワシントンDCと同じく、MOMOKOMETALだった。
考えてみれば、ボストンの観客にとっては、2016年に見たのは「メギツネ」「ギミチョコ!!」「KARATE」「Road of Resistance」だけで、2018年の「Elevator Girl」「Kagerou」「Distortion」も初見である。
それでも、満員の会場は大熱狂であり、特に「PAPAYA!!」以降はクラウドサーフとモッシュの嵐だった。
海外の参加者からは「これはホントなの?夢なの?」(sarah yaelさん)とか、「数千人のメタルヘッズがオイルサーディンみたいに詰め込まれている」(Michael McCartyさん)といったツイートもあった。
お立ち台がなかったのは、A会場の House of Bluesは3階までのバルコニー席があり、上から見下ろすことができるのであえて設置しなかった B メンバーの誰かが足を痛め、お立ち台の上がり下がりがキツいから C新しいお立ち台がぶち壊れて改修中の3つが考えられる。
2016年には普通にお立ち台があったのでAの可能性は低い。
Bならちょっと心配。杞憂だといいんだが。
Cはもっともあり得ることだ。
これまでのお立ち台は、側面に補強板があり、その内側から脚部がついていたので頑丈だったが、今回のUSツアーのお立ち台は、上面に直接脚部がねじ止めしてある感じで、側面の補強板がない。そのため高さが同じでも脚がやや長く見え、華奢な感じである。


(2016年ボストン)

(2019年アトランタ)

3台のうち1台でも壊れたら使えない。リハの最中に判明し、撤去となったのではないか。
銀河神バンドの演奏だが、今回「ヘドバンギャー!!」の短いギターソロに注目してみた。
「♪頭頭頭~」のあとからのギターソロは、1弦22Fから4連符のクリシェで2弦13Fまで降りてきて、ピッキングハーモニクスを入れ、そこからもう一度1弦22Fまで無階調スイープで上がり、6弦5F×4→7弦4F×4を2回繰り返し、7弦3F&6弦5F×4→7弦4F&6弦6F→7弦3F&6弦5Fと止まるのが、これまでのLeda神、藤岡神のソロだったのだが、銀河神のソロは、後半、2弦15Fあたりで一瞬トリル(♪ピロピロピロ)を入れるのが大きな特徴となっている。
これによって、己を壊そうとする少女の衝動に、一瞬メロディアスな美しさが加わる。短いソロの中に、こういうアイデアを入れるセンスは、やはり銀河神が藤岡神レベルの表現者だという証しといってよい。
ただ、現場にいないので、下手Dark Vader神と上手Shadow Trooper神の役割分担がよくわからない。ファンカウを見る限りでは、ドラムスとベースの間が異常に空いており、撮影角度によってはDark Vader神がいないように見えるのが残念。もっと手元を見たい。
2018年仕様の「THE ONE」から、安定の「Road of Resistance」、そして「We are?」「BABYMETAL」のコール&レスポンスで終了。大歓声と拍手の中、ボストン公演は22:10、無事終了。
次は、現地時間9月13日(日本時間9月14日)、フィラデルフィア。