超犀利趴10 | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ
本日8月5日は、過去BABYMETAL関連で大きなイベントのなかった日DEATH。

昨日8月4日18:00(日本時間19:00)、BABYMETALは台湾・台北南港展覧館で行われた台湾最大級のロックフェス「超犀利趴10」(スーパースリッパ10)に出演した。
セットリストは以下のとおり。
1.メギツネ
2.ギミチョコ!!
3.PAPAYA!!
4.ELEVATOR GIRL
5.シャンティ(仮称)
6.Distortion
7.KARATE
8.Road of Resistance
メンバー:SU-METAL、MOAMETAL
アベンジャー:MOMOMETAL(岡崎百々子)
神バンド(未確定):下手ギター平賀雄介神、ベースBOH神、ドラムス青山神、上手ギター大村神
特記事項:2020年4月3日台北単独公演がアナウンスされた。
YouTubeで超犀利趴10の公式ライブ配信があり、BABYMETALのステージは、冒頭3曲が配信された。断片的な情報だけとりあえず速報。
BABYMETALは台湾語で「日本重金屬女團」と表記するらしい。
会場は幕張メッセのような展示場で、客席は左右に分割され、ステージ前ではファンが熱狂しているが、客席後方ではそれをスクリーンで眺めてリラックスする観客という野外フェスのような雰囲気。音響はお世辞にもいいとは言えず、ドラムスの音がポコポコしていたし、SU-の歌もあまりにもオンマイクでピッチが不安定に聴こえた。
台湾では2013年11月に三立電視台の日本文化紹介番組『完全櫻楽』に出演(撮影は日本国内)しているし、2014年2月にソニックとの対バンライブも行っている。
会場の雰囲気もあって、SU-、MOAは楽しそうにライブに臨んでいたように見えた。
「メギツネ」で下手側に位置したアベンジャーズの“三人目”は、SU-と同じくらい大柄。
漫才師博多華丸の次女で、さくら学院2017年度「顔笑れ!!委員長」だった岡崎百々子だった。2018年にアミューズとの契約が終了し、海外留学していたが、今回初めてBABYMETALの一員MOMOMETALとしてパフォーマンスした。
「メギツネ」の間奏部で、SU-の掛け声は「イー、アル、サン、スー!」。これに客席は熱狂で応えた。
「ギミチョコ!!」のギターソロ部で、MOAが横に長いステージの上手の脇まで行って客席を煽り、全力疾走でステージ中央に戻るシーンは、今や懐かしい「イジメ、ダメ、ゼッタイ」を思わせ、「20歳になっても笑顔の天使」の真骨頂だった。
「PAPAYA!!」では、客席を埋めた観客が、ポートメッセなごや同様、ほぼ全員タオルを振っていて、この曲が定着したことを示していた。SU-の「祭りだ!祭りだ!」のリの発音が巻き舌でカッコよく、それにかぶさるMOAの「ヘイ!」もハッキリ聴こえてよかった。
曲の終盤、珍しく歌詞を間違えたのはご愛敬か。
配信はここで切れたので、「Elevator Girl」以降のパフォーマンスは未見。
セトリ上、1、2曲目は1st「BABYMETAL」、3、4、5曲目は3rd「Metal Galaxy」、6、7、8曲目は2nd「Metal Resistance」という構成になっており、過去と現在のBABYMETALの魅力を上手く表現していたように思う。
終演後、来年4月3日に台北で単独ライブを行うこともアナウンスされた。
もしかしたら、そこから中国本土、シンガポール、インドネシアなど、アジアツアーが行われるのかもしれない。
これで三人のアベンジャーズが出そろった。
三人とも「アイドル」出身であり、Kawaiさとダンス、歌唱力を併せ持つ実力派である。
サマソニではどうなるのか、SSA、大阪城ではどうなるのか、その「興味」はまだまだ持続する。それとともに、「アイドルとメタルの融合」のコンセプトがリニューアルされて、「Metal Galaxy」のリリースで、再度メインストリームに上り詰めていく雰囲気もある。
夏フェスを乗り切り、羽ばたけBABYMETAL。