Palladium参戦記(3) | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ

本日6月18日は、2013年、ニッポン放送「ミューコミプラス」にSU-のみ出演し、セカンドシングル「メギツネ」の衣装でPRをした日DEATH。

 

もうすでにYouTubeやいろいろなサイトに情報が出ていると思いますが、PalladiumでのBABYMETAL USツアー2017 Special Headliner Showが終了しました。

最後にブログを更新してから会場に入ってしまい、通信環境が悪すぎて画像はおろか、ネット接続もできなくなり、アフターパーティ終了後、ようやくホテルに帰ってこれを書いています。現地時間6月17日午前3時50分過ぎです。

とりあえずライブの基本情報だけ。

Hellyeahのライブは、8:00から9:00まで1時間12曲。

BABYMETAlのライブは、9:30から10:40まで1時間10分強14曲。

ボリューム的には、対バンといってよい感じ。

3700人の会場がSold Out&満席。だが、横に長いダンスホールのような会場なので、アリーナ最後列でもステージまで20メートルくらいしかない。

モニターはなし。BABYMETALロゴのバックドロップのみ。

ギターの神、下手藤岡神&上手大村神、ベースの神BOH、ドラムの神青山神。

<セトリ>

1.BABYMETAL DEATH

2.YAVA!

3.ド・キ・ド・キ☆モーニング

4.神ソロ

5.あわだまフィーバー

6.Amore-蒼星-

7.METAメタ太郎

8.Sis. Anger

9.メギツネ

10.ギミチョコ

11.KARATE

12.The One

(アンコール)

13.From Dusk till Dawn

14.Road of Resistance

打ち出しは10:40。

そのあと、アフターパーティがあり、この会場も満席となり、チェコ、ハンガリー、オランダ、UKなどの海外から、そして現地でもニューヨーク、シカゴ、ポートランド、シアトルあたりから飛行機で来た人も多く、日本人もロス近郊在住者、成田から来た方が半々だった。

こちらの終了は現地時間17日午前2時でした。

 

時系列を追って、出来事を記載します。

1時ごろにVIP列と、General列を分けて整列という予定だったので、1時過ぎまでこの場で待機しながら、こまかく更新していた。

コスプレをしたメギツネさんが何人か集まったので、即席のコスプレコンテストが始まり、優勝はニューメキシコ在住のMOAそっくりさんに決定。実は今回SU-そっくりさんも登場するのだが、それは後の話。

 

また海外から来た方、日本人の方に、手作りグッズを今回も大量に頂いた。

みなさんクオリティが高い。オリジナルのイラストをもとにステッカーと缶バッジを作った方、オランダから来た方の木靴のキーチェーン、最愛法被を着たグッズの神、ラバーバンドの神などなど、紹介しきれないほどだった。

iPhoneの電源がみるみる減っていくため、コンビニで乾電池を購入しようと列を離れた。炎天下を周囲数キロ歩いても、コンビニが見つからない。ホテルの前まで帰ればセブンイレブンやスーパーがあるのだが、Palladium、CNN周辺には飲食店や薬屋ばかりで、コンビニがない。

ようやくOffice Superという事務用品店を見つけ、乾電池(単三/AA)を購入。するとぼくのベビTを見て、店員のお兄さんに「俺も後から行くよ」と言われる。

2時。居並ぶぼくらの前を黒いバンが通る。あっ、中に三人がいる。ぼくらを携帯でとってきゃっきゃしている。裏の駐車場に回ると、楽屋口に横付けされた車の中から三人と男性1人女性ひとりが走って楽屋に入っていくのが見えた。

 

整列は3時ごろとのこと。そこで、一緒にいたメイトさん3名とイタリアンレストランで食事。

青森県出身のOさんはホテルも同じで、このあと車でヨセミテ公園を観光してから、イングルウッドに回るとのこと。広告関係の仕事をしているOさんは、東京へ帰るとのこと。

ロス在住のTさんは、3年間のロス暮らしを終え、7月に帰国とのこと。

まったく縁もゆかりもない方々と親しく話ができるのも、BABYMETALのおかげです。

image

食事を終え、列に戻るともう整列しており、朝、手の甲に書いてもらった順番に列に並ぶ。

3時、中でリハが始まる。音がダダ漏れ。

「あーあーあー」という今まで聞いたことのないメロディが聴こえる。さては「FDTD」か。

その他は、「アモーレ-蒼星-」、「メギツネ」、「ギミチョコ」「メタ太郎」「Sis. Anger」などほとんどの曲がよく聴こえる。SU-の声は冴えわたっていた。

よくみるとぼくらのいた場所の会場へのドアが少し開いている。

「ROR」では、SU-が本番さながら「Sing it!」と叫ぶので、ぼくらは「Wowowow…」と歌っていた。4時過ぎ、リハが終わった。

ぼくのすぐ前にいたおばあちゃん(65)は、オリジナルのかっこいいSU-METALのTシャツを着ていた。筋金入りのロックファンで、BABYMETALについてはアメリカのツアーはほとんど参戦しているとのこと。コロンビアから来た10代のベビメタファンの子たちを子分にして、いろいろ情報をゲットしているらしい。1969年のウッドストックの話、ジミヘン、ジャニス、サンタナ…の話がバンバン出てくる。凄い。

そのコロンビアの少年たちが、VIP列は5:30入場、General列は6:30入場、ヘルイェーから始まるショーは8:00スタートという情報を、おばあちゃんに報告している。

そして実際そのとおりになった。

5時少し前に、動かない列の前にいいにおいが漂う。

スペイン系のおばちゃんがホットドッグを売りに来たのだ。その場でソーセージ、ベーコンとパンを焼き、タマネギ、ハラペーニョなどを挟んで、5ドル。水は2ドル。

高いが、飛ぶように売れていく。するとおばちゃん携帯をかけ、「ここにカモがいるよ」的なことを言ったらしく、しばらくすると旦那らしい男性が、やはりアイスクリームを売りに来た。

5:30、コロンビア少年情報どおり、VIP列が動き出し、入場。6:10ごろには、General列も移動し、裏口の駐車場に誘導される。そこには幾重にも重なった柵があり、メイトたちは策をめぐりながら隣の柵の列とハイタッチをしていく。もはやお祭り状態。

セキュリティは相当厳重だった。鞄の中身を全部出させられ、ライターなどが入っていると、「Whole Check」に回され、2ドル払わされる。

ぼくもひっかかりそうになったが、前で英語の通じないメイトさんの通訳を買って出て、「お前は友達か?」と言われたので、「ただ通訳しているだけ」と言ったら、「問題ないなら早く入れ」と言われ、しめしめとばかりに入場。

入り口近くに物販所があり、驚くほど小さい。最前列争いはしない主義なので、まず物販に並び、ハリウッドTとラバーバンドとパーカーを購入。

会場に入ってみると、驚くほど小さく見える。

そういえば今年は、ソウル、京セラドーム大阪、シャーロットSpectrumなど、2万人クラスの会場を見慣れた。そのため、Palladiumは小さく見えてしまうのである。

(つづく)