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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ

本日6月15日は、2015年、「Metal Hammer」誌の「Golden Gods」2015で「Break Through」賞を受賞した日DEATH。

 

幕張メッシさんから、2015年巨大天下一メタル武道会の動員数は25000人、15/16カウントダウンジャパンが35000人との情報をいただきました。ありがとうございました。m(__)m

オズフェストがまだわかりませんので、暫定ですが2015年度の日本での観客動員数は20万7510人、世界合計で46万2878人、2010年―2017年(予定分を含む)のべ合計で、日本国内が99万7371人、世界合計で211万6296人となります。これにより、CI値は、11.02となります。

 

今回「前座」を務めてくれるHellyeah(ヘルイェー)について、ちょっと予習してみた。

元パンテラのドラマー、ヴィニー・ポールを中心に2006年に結成されたメタルバンド。

ヴィニー・ポールは、2004年に殺された元パンテラのギタリスト、ダイムバッグ・ダレルの実兄で、パンテラ(81-03年)→ダメージプラン(03-04年)→ヘルイェー(06年-)と変遷してきたので、パンテラの後継と見なされる。

パンテラは、92年の「Vulgar Display of Power」(邦題「俗悪」)や、93年の「Far Beyond Driven」(邦題「脳殺」)で知られ、95年にはグラミー賞もとっている。

楽曲の制作に使われるDTMソフトには、有名バンド「風」になる音源セットが組み込まれている。その中には一世を風靡したパンテラの音源セットもあった。KOBAMETALがさくら学院重音部用の原曲にメタルリフをつけようと考え、ドラムの打ち込みにこれを使ったので、「ド・キ・ド・キ☆モーニング」はパンテラ風になったのである。(「ヘドバンVol. 1」インタビュー)

ダイムバッグ・ダレル(G)は死んでしまったが、ヴィニー・ポール(D)は、まさにそのドラム音源の「元」である。そのヴィニーが「前座」なのだから、KOBAMETALは感慨無量に違いない。もちろんヴィニーに「ド・キ・ド・キ☆モーニング」を叩かせるなんてことは、あまりにも失礼だが、ノリによっては1%くらいあり得るかもしれない。妄想ですけどね。

さて、ヘルイェーだが、2007年のデビューアルバム「HELLYEAH」がビルボード200の9位、2010年の2ndアルバム「Stampede」が8位と、2012年の3rdアルバム「Band of Brothers」が20位と、BABYMETALより断然「上」である。

日本には2010年のLOUDPARK、2012年のANTHRAXとのカップリングツアー、2015年と3度来ている。

ボーカルのチャド・グレイは、グロウルから、ハイノートシャウトまで幅広い音域をもち、表現力豊かである。

YouTubeに上がっているオフィシャルMVを見る限り、代表曲「Hellyeah」や「War in me」はデスメタルだが、「Cowboy Way」はご機嫌なドライヴィング・サザンメタル。

BABYMETALはメタリカの前座をやってはいるが、ヘルイェーほどの重い音のバンドが「前」にくるのは初めてである。音圧勝負になるが、「BABYMETAL DEATH」なら大丈夫だろう。スタン・ハンセンを迎え撃つ猪木の心境である。なんちて。

 

いつものように、公式グッズではないキツネ様に赤いキツネと自作のお稲荷さんを奉納し、ご近所に不在の挨拶をして戸締りし、いざ、行ってきます。