にゃんごすたーがヘヴィメタルを専門に取り上げるイギリスの音楽雑誌『Metal Hammer』(メタルハマー)から注目されている。同誌はBABYMETALの特集を組むなど日本の音楽シーンにも目を向けており、にゃんごすたーも“新たなメタルロック”のあり方として海外の関心を集めそうだ。


埼玉・イオンレイクタウンにて3日間開催された『にぎわい東北フェア~つなげよう、ふるさとのチカラ~』で3月4日に“にゃんごすたー 東北フェアスペシャルライブ”が企画された。にゃんごすたーは「赤いリンゴに~」と流れる『リンゴの唄』のBGMで登場すると、広場に大勢集まったお客さんに歩み寄りハイタッチでゆるキャラらしいところを見せる。「にゃんごーっ」と可愛い声援が飛び交うなかドラムセットに腰を据えると“ゆるくないゆるキャラ”に豹変した。

月』(BABYMETAL)や『ピンクスパイダー』(hide with Spread Beaver)といったロックナンバーから『俺ら東京さ行ぐだ』(吉幾三)そして、子どもたちがいっぱい集まったこともありテレビアニメ『それいけ!アンパンマン』のオープニングテーマでおなじみ『アンパンマンのマーチ』もドラムプレイしてくれた。ただ、演歌であろうとアニメソングであろうと“ヘヴィメタル”風に叩くのがにゃんごすたーのこだわりだ。

3月7日、『Metal Hammer(MetalHammer)ツイッター』でそのイベントでのにゃんごすたーについて取り上げている。
「Children's TV theme given Japanese death metal mascot treatment」との見出しで、にゃんごすたーを“日本のデス・メタルマスコット”と評しているのがおもしろい。イベントを観た人がツイッターに投稿した『アンパンマンのマーチ』の動画に加え、にゃんごすたーがYouTubeで1月11日に公開した『BABYMETAL ~紅月-アカツキ- AKATSUKI~ Drum Cover』も紹介している。


ショッピングモールのイベント広場でゆるキャラが本格的なドラムプレイを披露するなどというシュールな場面は、世界でもなかなか目にしないだろう。しかも楽しい『アンパンマンのマーチ』を叩きながら次第に激しいスティックさばきになっていくところが素晴らしい。子どもたちには「ドラムでこんな凄いことができる」ことを知る良い経験になったのではないか。

6月11日には『菅沼孝三×SATOKO×にゃんごすたー TRIPLE DRUM LIVE』が控えるにゃんごすたー。
『にゃんごすたー nyangostar(NYANG_GO_STAR)ツイッター』では「昨日はキッズ達とにゃんごドラム練習してきたよ☆ノシ 今日は地獄のトレーニング!」と多忙ななかドラムの練習に精を出す様子をつぶやいている。

BABYMETALが海外アーティストと夢のコラボを果たしたように、にゃんごすたーがヘヴィメタルの“レジェンド”とセッションする日は遠くないかもしれない。



出典:https://twitter.com/MetalHammer
出典:https://www.instagram.com/nyangostar
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉