★今日のベビメタ
2月10日は、2014年、雑誌「MARQUEE」Vol.101にBABYETALの特集記事が掲載された日DEATH。
来ました。
ロブハルフォードと共演したAPMA’sで、YUIとMOAが演奏したESP製MINI-ARROWのレプリカ。本物との違いは、ネックがセットネックじゃなくてボルトオンなのと、12フレットのインレイが各人のではなく、「BABYMETAL」であること。
付属品として、黒赤のキャリーバッグ、製造番号入り保証書、三人のサイン入りの証明書、BABYMETALストラップ、六角レンチ2種、BABYMETALピック2枚がついている。
本体は、軽い。小さい。YUIやMOAを抱っこした感じ?
いやいや、そういうことは言ってはいけないな。
デザイン、塗装は非常に美しい。ヘッドのBABYMETALロゴ、ボディ中央のThe Oneロゴ、黒赤のツートンのVボディの塗装も見事。
ネックはメイプルのマット仕上げにローズウッド指板。フレットはビンテージ(ノーマル)タイプ。
ネックをチェックするとちょっと順反りが出ている。
Made in Chinaだが、ESP製だからクオリティは高いだろうと思っていたのだが、楽器としては微調整が必要。
おもちゃではなく、ちゃんとトラスロッドが入っているので、まずネックを調整する。
ヘッドのトラスロッドカバーをはずし、付属の六角レンチを使って、順反りなので上(ヘッド側)から見て時計回りにちょっとだけ締め、少し時間をおいてまっすぐになるように調整。
出荷時は09-46の弦が緩めに張ってあるが、何度もチョーキングして弦のゆるみをなくし、ノーマルチューニングして、反りを確認。ほんのわずかに順反りだが、これでいい。
続いて、オクターブチェック。ブリッジのコマはフェンダータイプで、プラスドライバーで移動できるようになっているので、12フレットのハーモニクスと12フレットを押さえた音が同じになるように、チューナーでチェックしながらコマを動かしていく。
6弦は、エンド側にかなり動かさないと合わない。5弦、4弦もわずかにエンド側に動かす。3弦、2弦、1弦はそのままで合う。
弦高は、ネックやコマ位置が確定してから、ビビらない範囲でもっとも低く弾きやすい高さに細い六角レンチで調整する。だが、このギターの場合、ネックがまっすぐなら、出荷時のままで大丈夫。
ギターは生き物で、温度、湿度でネックのコンディションは変わるし、弦のメーカーや種類、張ってからの経過時間で、サステインや弾きやすさが変わる。だから、ぼくはこまめに調整するほう。許容範囲内でバランスをとれればよしとする。
普段使っているフェンダー(ロングスケール)に比べて、ショートスケールなので、ピッチの安定性は期待できないが、ある程度満足できる状態に調整できた。
弾いてみたのがこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=8l_R93hshYQ
「ヘドバンギャー‼」ですが、MINI-ARROWは6弦なので、本来7弦の音を5弦などで適当に代用しています。ちょっと走っちゃってますが。
テンションがゆるいし、フレット間が短いので、グリップスタイルで強く握ると音が揺れてしまう。だが、きちんと弾けば、EMGを模した艶消し黒のカバーが付いたハムバッカーは意外にワイドレンジで、いい音がする。
ただVシェイプは座って弾きにくいのが難点かな。ストラップを使ってヘドバンしながら弾けば、ギター初心者でもパワーコードだけで、十分メタルな感じが楽しめると思う。
今回使った機材は、アンプはBOSSの刀50Wをクリーンに設定して、DIGITECHのRP255でディストーション、コンプレッサー、ディレイなどをかませて音づくりしている。
ピックは藤岡幹大師匠直伝のジム・ダンロップのジャズⅢ。(^^♪
もともとギターを習いたいと言っていた小5のムスメのために買ったので、軽く馴らしたら、彼女が帰還するまで大切に保管しておくつもりDEATH。