Guns!(1) | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
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★今日のベビメタ

本日1月17日も、これまでベビメタ関連では大きなイベントはありませんでした。

 

今日からは、21日からスタートするガンズ・アンド・ローゼス(以下、ガンズ)のサポートアクトに関して考えていきたいと思う。

まずは日程の確認。

1月21日(土)大阪・京セラドーム大阪 開場16:00 開演18:00

1月22日(日)神戸・ワールド記念ホール 開場16:00 開演17:00

1月25日(水)横浜・横浜アリーナ 開場17:30 開演18:30

1月29日(日)さいたま・さいたまスーパーアリーナ 開場15:00 開演17:00

開場、開演時間が全部違う。神戸と横浜は開場と開演の時間差は1時間だが、大阪とさいたまは2時間ある。神戸は会場が小さいから入場に時間がかからないとみているのだろうが、横浜アリーナは大きい。大丈夫か。ソウルのように「BMD」が始まってから入場などと言う事態にならないように、運営にはしっかりしてもらいたい。

また、物販に関する情報は、公演の公式サイトにも、The Oneサイトにも載っていない。

池袋Parco7Fに、ガンズの期間限定ショップがオープンしている。正確に言うとメタル系アーティストのTシャツショップで、ラッシュ、AC/DCのTシャツなども売っている。昨年秋にはメタリカ中心だったそうで、メタリカの直筆サイン入りのギターも展示・販売している。スクワイヤー(フェンダーの下位ブランド)製で、48万円である。BABYMETALコーナーもあり、種類は少ないが在庫はあるみたい。ガンズ関連グッズが欲しい方で、東京近辺在住の方は、池袋で購入しておいた方がいいかも。ちなみにぼくは物販に参加者が殺到することを想定して、ガンズのリストバンドを購入しました。980円でした。

 

ガンズ・アンド・ローゼス。

1985年アメリカ・ロサンゼルスにて結成。全米4200万枚、全世界1億枚のCD売り上げを誇るロックバンド。2012年にロックの殿堂入り。

現在のメンバーは、アクセル・ローズ(V)、スラッシュ(G)、ダフ・マッケイガン(B)、ディジー・リード(K)、リチャード・フォータス(G)、フランク・フェラー(D)、メリッサ・リーズ(K)。

1985年に地元の2つのバンドが合体(L.A.GunsとHollywood Rose)して結成されたが、すぐにL.A.Guns側のメンバーが脱退し、スラッシュ、ダフらが加入し、初期メンバーとなる。

1986年、ゲフィン・レコードと契約し、インディレーベルを装ったEP盤1万枚を完売。

1987年、「Appetite for Destruction」(アルバム、全米1位)でメジャーデビュー。収録曲「Welcome to the Jungle」(全米7位)のPVがMTVで放映されて火が付き、「Paradise City」(全米5位)、「Sweet Child O' Mine」(全米1位)が矢継ぎ早にヒットし、一躍スターダムにのし上がった。

翌年1988年には「Appetite for Destruction World Tourで初来日し、NHKホール、中野サンプラザ、日本武道館などで公演を行った。

1991年のアルバム「Use Your Illusion Ⅰ&Ⅱ」も全米および各国のチャート1、2位を独占、同タイトルのワールドツアーでは700万人を動員。トップバンドとみなされるようになった。日本では1992年、1993年と連続で東京ドームライブを行った。

しかし1996年、スラッシュのソロアルバムを巡ってアクセルが訴えを起こし、スラッシュは脱退してしまう。1997年にはダフ・マッケイガン、1998年には黄金期ドラマーのマット・ソーラム(D)も解雇。1999年からは、アクセルがそのアルバム、ツアーごとに集めるメンバーによるワンマン・バンドとなった。

この時期にも来日しており、2002年、サマーソニック2002(幕張、WTCオープンエアスタジアム)、2007年、幕張メッセ(2日間)、日本ガイシホール、日本武道館、インテックス大阪(2日間)などでライブをやっている。

2008年11月にリリースされた最新作『チャイニーズ・デモクラシー』は世界的なヒットとなり、2009年には京セラ大阪ドーム、東京ドームで伝説的なライブをやった。(後述)

一方のスラッシュは、マイケル・ジャクソンのサポート(1999年のアルバム「デンジャラス」収録の「Black and White」「Give into me」や、2001年のMSGライブ)をしたり、2002年にダフ、マットと、スーパーバンド、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーを結成したりした。

スラッシュとダフがガンズに復帰したのは昨年2016年1月で、現在のメンバーは、いわばリユニオン。4月から始まったツアーのタイトルは、「Not in This Lifetime World Tour」という。つまり、この体制はずっと続くわけではないよということだろう。

この点しっかりしたマネージメント&プロモーション、メンバーがほぼ固定して節制しながら長期間活動しているメタリカとは大きく異なる。

アクセルのトンパチぶりを示すエピソードも多い。

2007年の来日公演幕張メッセでは、初日59分押し、2日目2時間30分押しでライブがスタート。

2009年の京セラドーム大阪では、機材トラブルと称し、午後9時から3時間のライブ、終演は0時を超えていた。東京ドーム公演では、会場規約で9時30分までに終わらなければならなかったのに、開演が遅れ、午後6時35分過ぎから3時間30分のライブを敢行。

2010年のレディングフェスでは事前に終了時間を厳守するように通告されていたのに1時間遅刻してきて、結局大幅に時間を超過したため、アンコール前にPAの電源を抜かれた。

2012年、ロックの殿堂授賞式はドタキャン。スラッシュ、ダフ、マットら、当時在籍していなかった黄金期メンバーが参加した。

この年12月にも来日し、Zepp Tokyoで一夜限りのライブが行われたが、またしても機材トラブルのため開場が1時間遅れ、それから始まったライブは案の定3時間超えだった。

今回の来日5公演、どうなるんでしょうね。

(つづく)