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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

YOU ARE THE ONE. WE NEVER FORGET MIKIO FUJIOKA

★今日のベビメタ

本日1月16日は、過去BABYMETAL関連で大きなイベントのなかった日DEATH。

 

その1

BOH神のブログで、1月5日の藤岡神の逝去から1月9日の発表までの間に、お通夜と告別式が行われたことが明らかになっていたが、「メーカーに勤めている友人から聞いた話」との前置きで、お葬式にSU-、YUI、MOA、KOBAMETALが参加していたという情報が「芸スポさん」という方によってネット掲示板に書き込まれた。

お焼香の際には、ふらつくYUI、MOAをSU-が支え、「強い精神力を感じた」、納棺の際には、三人が赤いリボン状のものを棺に納め、故人に何か話しかけていたといったリアルな情景描写もあり、信ぴょう性を感じさせる。

もちろん、匿名の書き込みであり、真偽は不明である。だが、YUIが回復し、三人そろって故人にお別れを告げることができたという話なので、本当だったらいいなあとは思う。

 

その2

Richardさんが送ってくれた『Kerrang!』1702号(2017年12月23日)のP.66~69のLegend-S-洗礼の儀のライブレポートに見逃せない一節があった。

「紅月-アカツキ-」曲中で、SU-が、赤いチュチュを着た過去の自分と戦うシーンがあったのだが、その役を担ったのは、MOAだというのだ。

原文を引用する。

―引用-

…and a staged fight complete with cartwheels during Akatsuki, with MOAMETAL dressed in older stage costumes to represent SU-METAL’s growth and battle with her past self.

「紅月-アカツキ-」のステージ上で繰り広げられた戦い、古いステージ衣装を着て成長したSU-METALの代わりを演じるMOAMETAL、すなわち過去の彼女自身との闘いは、車輪とともに完了した。(『Karrang!』1702、P.69 三段目8行目より翻訳:jaytc)

―引用終わり-

ライブレポートの文章はPaul Traversさんという方によるもので、ライブ評価は最高のKKKKKランクとなっている。

2日間とも現場で見ていたが、あの紅いチュチュを着たダンサーは、SU-とほぼ同身長、細身の体形で、側転、ハイジャンプ、ドロップキックなどを繰り出していた。

しかも、セトリ上、次は円形舞台で一人歌い踊る「GJ!」である。確かにこの曲では円形舞台はステージに近いところにセットされていたから、物理的には不可能ではない。

しかし、身長・体形や、疲労度を考えると、MOAではなく、別のダンサーを用意した可能性の方が高いと思う。プロショットの映像で確認するまで真偽は保留というところだろうな。

 

その3

2018年1月15日、ももいろクローバーZから有安杏果が「卒業」することが発表された。

有安杏果は0歳から赤ちゃんモデルとして芸能活動をスタートし、小学生時代には子役として「ポンキッキーズ21」(フジ)にも出演。EXILEのキッズダンサーに加わり、ナインティナインの岡村隆史とのコラボユニット「オカザイル」にも参加した。

小柄ながらハスキーボイスの歌唱力とダンスの実力を買われ、メンバーの中では最後にももいろクローバーに加入。テーマカラーは緑で、早見あかり脱退後、5人となったももいろクローバーZの「Z伝説~終わりなき革命~」では、「♪歌もダンスも誰にも負けないぜ~イェイエー」と歌い、自己紹介では「ちょっぴりおバカな小さな巨人」と言っていた。

「アイドル戦国時代」に快進撃を続けるももクロの一員として、絶大な人気があった。

ぼく個人としては、埼玉で行われた女祭りで声が枯れ、他のメンバーに助けられながら最後まで歌った「コノウタ」が忘れられない。

近年のソロ活動では作詞作曲に取り組み、ギターとドラムを演奏、ウィキペディアでは、シンガーソングライターと表記されている。2016年のソロライブ@横浜アリーナは1万人を動員。2017年にはソロアルバム「ココロノオト」をリリース、全国ツアーや日本武道館でのライブも成功させた。

15日の「ミヤネ屋」(日テレ)にメンバーとともに生出演。ももクロ卒業を報告し、「ずっと前から考えていたので、やっと言えてスッキリしたっていうのが今の気持ちです。芸能界を22年間やらせていただいて、一度距離を置いて普通の女の子の生活を送ってみたいと思ったのが理由です」と語った。

午後には、グループの公式サイトや有安自身のブログでも2018年1月21日のライブをもって卒業することが報告され、夜9時からのAbemaTV「AbemaPrime」では、番組MCの小松靖アナが「ももクロは奇跡の5人だった」と語ったのを受けて、有安は「さっき小松さんが奇跡の5人と言ってたんですけど、私はファンの方が奇跡だと思ってます。今まで8年間見たことのない景色とか、夢をたくさん叶えさせてくれたのは、本当にすべてファンのみなさんのおかげだと思っています。本当に8年間ありがとうございました。」とファンに感謝の言葉を述べた。

1月22日以降、ももいろクローバーZは、高城れに、百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏の4人で活動を継続していくとのこと。

ここまでは紛れもない事実である。

しかし、ここからは眉唾、人によっては許しがたいと思われるかもしれない憶測である。

スポーツ報知によると、有安は「自分の中で決断したのは1年前。去年の夏に事務所の方に相談し、年が明ける前にメンバーには伝えました」と語っている。

去年の夏といえば、同じスターダスト所属の“妹分”、私立恵比寿中学の廣田あいかが「転校」を発表した時期と重なる。

予定通り、この1月3日、廣田あいかは自身のプロデュースによる日本武道館での「私立恵比寿中学迎春大学芸会~forever aiai~」公演をもって「転校」した。

廣田あいかのメンバーカラーは黄緑色で、有安杏果に近い。しかも歌唱力に定評があり、フジテレビNEXT「廣田あいかへきくちから」(2016年7月21日)で、廣田はアイドルとして佐々木彩夏を尊敬すると公言し、2017年のGirl’s Folktory17で、佐々木彩夏と共演した際には、「夢のコラボレーション」と書いている。1月3日の日本武道館の出番前には、佐々木彩夏と玉井詩織が「黄緑色」のTシャツを着て激励に来た。

「卒業」した有安杏果の代わりに廣田あいかが、「黄緑」として、ももクロに「転入」し、新生ももクロが誕生。そしてこれを機に「Z」から、「GT」とか他の名前に変わる。スターダストでは、去年からその路線が決まっていたのではないか…。

もちろんこれは、ネット上によくある穿った都市伝説に過ぎず、信ぴょう性は何もない。

ただ、これを聞いて、昔のロックバンドを思い出した。

ロックバンドでも主要メンバーの脱退があったとき、その穴を誰が埋めるのか、ファンの間には様々な願望や憶測が乱れ飛んだ。

「Smoke on the Water」や「Highway Star」で知られる第二期ディープ・パープルから、フロントマンだったヴォーカルのイアン・ギランが抜けた後、元フリー(というバンド)のポール・ロジャース(V)に声がかかった。だが、彼は要請を断り、ミック・ラルフス(G)らと「Can’t Get Enough」で知られるバッド・カンパニーを結成。

ディープ・パープルは、当時無名だったデヴィッド・カヴァーデイルを新ヴォーカリストとして迎え、タマホーム、じゃなかった「Burn!」で有名な第三期となる。

その後、第三期ディープ・パープルからリッチー・ブラックモア(G)が脱退し、メロイックサインの創始者ロニー・ジェイムズ・ディオ(V)らとレインボーを結成。

ディープ・パープルは、リッチーの代わりにアメリカ人のトミー・ボーリンをギタリストに迎えてた第四期となるが、その解散後、デヴィッド・カヴァーデイル(V)はへヴィメタルバンド、ホワイトスネイクを結成する。

すでに固定ファンがいて歴史と伝統があるももクロとエビ中から、主要メンバーが同時に抜けるとなると、メンバーのトレードが憶測とはいえ話題となるのは、昔のロックバンドと同じで、多人数「アイドル」の時代には逆に新鮮に思える。

廣田あいかは、昨年の松野莉奈の突然の早逝を受けて、「今やりたいことをやる」という思いを抱いたという。「アイドル」の枠を超えて、歌手、アーティストとしての夢の実現に向けて「転校」を決意したのだろう。

有安杏果は、大学卒業を機に、子役時代、ももクロの8年間と突っ走ってきた自分自身を振り返り、普通の女の子として家事や料理も勉強したいとしているが、少し間を置いてから、あふれる才能を生かして芸能活動を再開する可能性はある。

未熟でKawaii「アイドル」というフォーマットである以上、メンバーの成長=加齢と共に、その枠をどう超えていくかという課題が生じる。

大人数のグループなら、メンバーが入れ替わり、グループとして存続していくことが可能だが、固定ユニットのももクロやエビ中では、メンバーが1人抜けることは大きな痛手になる。

ももクロに新加入メンバーがあるのか、ZはGTに変わるのか。

2018年戌の年。年初からわずか2週間というのに、このブログで語ってきたグループに大激震が起こっている。