BABYMETALのいちばん(2) | 私、BABYMETALの味方です。

私、BABYMETALの味方です。

アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ

本日11月1日は、2014年、「メギツネ」YouTube再生数1000万回突破した日DEATH。

早いものでもう11月。「Legend-S-洗礼の儀」まであと1か月。

 

3.最多動員数記録

 

●単独ライブ

国内単独ライブで、最も動員が多かったのは、2016年9月19日World Tour 2016 Final Red Night@東京ドームで、5万5000人。翌日の9月20日Black Nightも5万5000人だが、野球開催時のスタンド席の収容人数は45,600人で、アリーナ形式になった場合は、最大70,000人まで収容できる。会場での目視によれば、スタンド席の9割、アリーナ席は満杯だったので6万人以上入っていたのではないか。いずれにせよBABYMETALの現時点での最多動員数である。

海外の単独ライブでは、2016年4月2日のLive at Wembley@The SEE Wembley Arenaの1万2000人が最多である。

続くのが2014年11月8日のBack to the US/UK Tour @ロンドン02アカデミーブリクストンの4921人、2015年5月9日のWorld Tour 2015 @メキシコシティCirco Voladorの4000人、2016年7月15日のWorld Tour 2016/US @Los Angeles The Wilternの4000人、2017年6月16日のWorld Tour 2017 Special Headline show@Los Angeles Palladiumの3700人となる。

Wembleyを除いて、海外のBABYMETALの単独ライブ会場は2000人~4000人に抑えられている。他の日本人アーティストの「海外挑戦」のように、一度でも「ガラガラ」になってしまうと士気に影響するということかもしれないが、Palladiumはものすごい熱気と圧縮率だった。3rdアルバムのツアーは、アメリカでも1万人クラスの会場にチャレンジしてみてもいいと思う。

 

●ロックフェス

国内では、2016年8月6日のRock in Japan Festival@ひたちなか海浜公園ではないか?一部サイトでは、今年のRock in Japanに出演したももクロが6万5000人でベビメタに勝ったとか言っていたが、これは当日の入場者全員の数字なので間違い。メインステージは松林までが約3万人、ももクロも、去年のベビメタも、その向こう側まではみ出していたので、約3万5000人~4万人だと思う。

続いて、2017年8月20日のSummer Sonic@幕張MARINE STAGE。

マリンスタジアムの収容人数は野球仕様では3万人だが、コンサートではステージを組むので、アリーナを含めて3万5000人が定員。だが、ぼくが現場で見た限り、スタンド席に若干の空席があったのも事実で、BABYMETAL登場時には3万2000人くらいだと思う。

海外では、2014年7月5日のSonisphere Festival UK 2014@Knebworth Parkが、いまだに6万人で最多。2016年6月11日のDownload Festival Paris 2016@Hippodrome de Longchampが5万人でそれに続く。

2015年8月29日のReading Festival@Richfield Avenueと翌日8月30日のLeeds Festivals 2015@Bramham Parkは合計で8万人だが、単日あたりは半分となる。2016年6月10日のDownload Festival UK 2016@Donington Parkも4万人である。

北米では、2014年8月9日のHeavy Mountreal@カナダPARC JEAN DRAPEAUの3万6000人が最多で、続いて2016年5月14日のNorthern Invaion@Somersetの2万5000人。ほかは2万人前後である。

 

●前座

前座の場合、動員数は、当然メインのバンドの責任であるが、逆にBABYMETALが前座になることでチケットが売れるということもある。

ファンカムおよびぼくが現場で見た、BABYMETAL登場時の「入り」から推測した順位は以下の通り。

トップは2017年1月21日~29日のGuns ’N’ RosesのJapanツアー前座。初日の京セラドーム大阪が3万6500人、最終日のSSAが3万7000人収容で、いずれもBABYMETAL登場時には9割がた埋まっていたし、BABYMETALだけ見て帰る客さえいた。少なくとも3万人は動員したと思う。

2番目は、2017年6月18日から25日のKORN、STONE SOUR他との帯同ツアー。

6月22日のマウンテンビューShoreline Amphitheaterが2万2500人で最大収容。BABYMETALはOAではなく3番手なので、会場は九割方入っていた。したがって約2万人の動員。

3番目は、2017年4月12日~4月29日のRed Hot Chili PeppersのUSツアーの前座。

最終日のマイアミAmerican Airline Arenaが2万1000人と最大収容。ぼくが見たのはノースカロライナ州Charlotteのスペクトラム・センター(1万9000人)だが、BABYMETAL登場は、ジャック・アイアンズの後なので、客入りは八割くらいだった。BABYMETALにとって最終日でもレッチリのツアーは続くので、マイアミも「ファイナル」という感じではないだろう。したがってBABYMETAL登場時の動員は1万7000人くらいか。

4番目は、2016年12月5日~18日のRed Hot Chili Peppers UK Tourの前座。12月14-15日のマンチェスターArenaが最大の2万1000人収容だった。ツアー終盤、評判を勝ち得ていたBABYMETAL登場時の入りは同じく八割くらいで、約1万6000人を動員した。

5番目は2014年7月30日~8月6日のLady GAGA'sArt Raveの前座。

8月4日のソルトレイクシティエナジーソリューションズアリーナが1万9911人と最大収容人数の会場だった。8月2日にレディガガ本人が舞台袖で踊り、ツイートで「私はベビメタのファン」と絶賛したため、評判はうなぎのぼりで、ツアー終盤にはBABYMETAL登場時で約八割の入りになっていたから、ソルトレイクシティでは約1万5000人を動員したことになる。

2017年1月11日のMETALLICA Hardwired to Self-Destruct Tour@韓国ソウル高尺スカイドームは収容人数2万2000人だったが、BABYMETAL登場時は、入場係の不手際もあり、スタンドシートは半分くらいがガラ空き、アリーナも6割しか埋まっていなかった。動員数は1万3000人くらいか。

 

4.最少動員数記録

 

●単独ライブ

単独ライブとしては、2012年7月8日のヘドバ行脚@名古屋愛知ell.Size(昼・夜)の各150人が最少記録。

2010年11月28日のさくら学院祭2010重音部デビューライブ@横浜赤レンガ倉庫3Fホールは、300人収容だったし、目黒鹿鳴館は250人、タワレコ渋谷店B1Fステージでさえ200人収容だ。

愛知ell.Sizeはそれより小さい。

ヘドバ行脚は、「ヘドバンギャー!!!」購入者に限り店頭でもらえる入場整理券が必要で、名古屋は会場が小さかったのだから、このライブがBABYMETAL史上最少の単独ライブとなったのはしかたない。というかこの時に参戦した方は、とんでもなく希少だということだ。うらやましい。

 

●ロックフェス

さくら学院のイベントを派生ユニットの「フェス」と考えれば、前述のさくら学院祭2010@横浜レンガ倉庫や、2011年7月23日のさくら学院2011年度New Deperture@渋谷Duo Music Exchangeが、収容人数300人で最少となる。

外部のフェスへのBABYMETAL単独参加に限定すれば、2012年1月9日のWoman's Power 20th@渋谷O-WESTが収容数600人で最少。ここでBABYMETALは3曲を披露し、BGMとして初めて「紅月-アカツキ-」が流れた。

2012年8月19日、史上最年少で出演したあの伝説のサマーソニック2012@Side Show Messeは、公称500人とされるが、フードコートには仕切りがなく、フロア全体には1000人近い人がいたはず。もっとも、ちゃんと聴いていた人に限定すると小さなステージの前に限定されるからもっと少ないともいえる。

 

●前座

動員数だけ見れば、2014年8月2日のLady GAGA's Art Rave@ステイトラインHarveys Lake Tahoeが、1万人の収容で、知名度のないBABYMETALの前座時は六割の入り、つまり、6000人くらいしか入っておらず、空席が目立った。だが、「ギミチョコ‼」で、ガガ本人が舞台下に出てきて、ヘドバンしながら踊る姿がファンカムに上がり、終演後には“ずっ友写真”を撮って、ベビメタ絶賛のツイートをしたから、それほどアウェイ感はなかったはず。

2017年1月11日のMETALLICA Hardwired to Self-Destruct Tour@韓国ソウル高尺スカイドーム公演は、2万人を超える大会場なのに、「BABYMETAL DEATH」スタート時にはアリーナ席後ろ半分の入場が間に合わず、スタンド席の半分は空席だった。

ライブ中も、ステージ前の一角だけは盛り上がっていたが、アリーナ後方では、持ち込んだ寝袋?座布団?に座って、ロックフェスの「場所取り」もしくは、通りかかったバンドを「たまたま見てるだけ」的な雰囲気の観客が多かった。

(つづく)