★今日のベビメタ

本日9月23日は、2014年、日テレ系「ミヤネ屋」でBABYMETALが報道された日DEATH。

 

「BABYMETALの味方です」と称しながら、このブログでは、しょうもない北朝鮮ミサイルと安全保障の議論にかまけていた。予想外なほど大勢の方から賛同のコメントをいただきました。ありがとうございました。ご批判いただいた方も、色々考えさせられました。ありがとうございました。

この間、日本中、いや世界中のメイトさんたちは、巨大キツネ祭りに向けて精進潔斎し、着々と準備を進めていた。ぼくも、本来の路線に戻り、巨大キツネ祭りに集中することにしよう。

9月21日発売の雑誌『ヘドバン』Vol.15「お前のハードロックは燃えているか　お前のメタルは燃えているか」については、まだ読み込みが足りないので後日。

まずはオフィシャルサイトから。

9月18日、巨大キツネ祭りのグッズが発表された。

TシャツはTRI-ICON、METAL WALKURE、METALEMPEROR、BRUTALBIGFOXの4種類。

今年はTシャツ以外には、リストバンド、フェイスタオル、キャップ、パーカーくらいで、５大キツネ祭りでは5,000円もするマスクが早朝から並ばないと買えない状況だったのだが、今回はトートバッグ、バスタオル、ボディバッグ、骨ソックス、バッグタグ、根付といった小物が充実している。極めつけはBRUTAL BIG FOXビブ。赤ちゃんのよだれかけだが、どうやって使えっちゅうんじゃあ。

TRI-ICONの知恵の輪のような3つの三角形マークは今回が初めてで、フェイスタオル、ボディバッグにも用いられているので、巨大キツネ祭りのモチーフなのだと思うが、これは北欧神話に出てくるマーク。WALKUREというのはアニメでお馴染み（『戦場のヴァルキュリア』とか、『極黒のブリュンヒルデ』の敵キャラとか、『ワルキューレ・ロマンツェ』とか、『ヴァルキリー・ドライヴ・マーメイド』とか、『マクロスΔ』の５人組とか）の北欧神話の半神、戦闘の女神のことなので、どうやら今後、北欧ツアーが予定されているのではないかと一部話題になっている。もっとも、同じアミューズのOne OK RockやPerfumeも類似のマークを使っているのに北欧ツアーをやったわけでもないので、デザイナーがカブっただけでは？との意見もある。

音楽のワルキューレといえば、ワグナーの「騎行」。地獄の黙示録または藤原嘉明のテーマ。これ、紙芝居のBGMだったらカッコいいな。

チケット確認の上、ひとり1アイテム1つ限りという制限があるが、The One会員登録ビッグT以外の全部をそろえると41,300円。ううむ。

さらに、9月22日夕方、The One会員には一斉メールで、The Chosen 500のお知らせが来た。いわく、

－引用－

今夏、「５大キツネ祭りin JAPAN」公演各会場で即完売した、伝説の「FOX MASK Latex Ver.」全5色がセットになった「コンプリートセット」が登場!!

さらに「５大キツネ祭りin JAPAN」黒、赤、金、銀、白キツネ祭りから厳選した5公演の全編を収録したスペシャルDVD5枚セットも封入した、スペシャルパッケージ仕様超豪華版!!

－引用終わり－

お値段は￥55,555（Tax in）、受付期間は9月25日18：00～10月9日23：59で、またも500部限定の抽選とのこと。

だいたいやねー、あんなふにゃふにゃブカブカのマスクが5,000円というのがおかしいのだが、それ５枚と、BDでもないDVD５枚で、「5大」にかこつけて￥55,555というフザケタ価格設定。確かに毎回早朝から並べる10代のオカマ以外にはマスクのコンプリートはできないよね。確かにファンカム禁止だったからライブDVDは観たいよね。特にオヤジには絶対行けない赤、金は観たくてたまらんよね。けどなんちゅう商売だろうね。

「登場!!」とか「超豪華版!!」とか、ビックリマークが腹立たしい。

白キツネグッズ全部＋The Chosen 500で10万円が吹っ飛ぶ。でも余裕のある中高年のオジサンメイトさんは買っちゃうんだろうな。買った後、倍額で転売する人もいるんだろうな。ぐぬぬ。

もちろん、ライブを堪能することを第一に考え、Tシャツか小物のどれかをお土産にすればいいので、メイトたるもの、みんなが血眼になってグッズをオトナ買いする勢いに飲まれない理性こそ肝要である。

せっかく当選したチケット。行き帰りの交通費と昼食代だけを財布に入れ、会社や学校を休んで早朝からSSAに並ぶ。だがグッズを買い占めるためではない。手作りグッズを持参して、世界各国から集まったメイトさんと交換すれば、割高のオフィシャルグッズなんか買わなくても忘れられない思い出になる。そんな楽しみ方だって、きっとキツネ様は大歓迎だ。

そう、世界各地のメイトさんは、今、このときにも巨大キツネ祭りに備えて、ファンアートや手作りグッズをシコシコ作っている。オフィシャルグッズ情報よりも、メイトさんのSNSまとめサイトを見て、ぼくは胸が熱くなったぞ。

勝手にご紹介しちゃいますね。

●bbm@LAワンマン・白ミサ名古屋@bbmsms1　さん

●ビアメタル 大阪10/14.15@BEER_THE_ONE　さん

●esnaka3@esnaka3　さん

●理容白石店主 白石 俊之@riyosira1871　さん

●sumire@SSA27日@smr_bmさん

TV出演がなくても、やメジャー雑誌に取り上げられなくても、BABYMETALが大好きで、ここまで打ち込むメイトさんが大勢いる。

この情熱こそBABYMETALだ。The Oneの名にふさわしい。

世界各地から11万人が集った豪雨の東京ドーム公演から1年。

チケットがとれたメイトさんは、みんな巨大キツネ祭りを待っている。

どんなセットなのか。どんな「紙芝居」が流れるのか。どんなセットリストなのか。新曲は発表されるのか。次の公演、ニューアルバムの発表はあるのか。

ライブのことを考えるとドキドキが止まらず、ワクワクが押し寄せてくる。

ボッチ参戦に少しだけ心細くなるが、まだ見ぬメイトさんとの出会いを夢みる。受け取ってもらえるか不安だが、心を込めて手作りグッズを作る。

チケットをとれなかったメイトさんや、仕事や家庭の事情で行けなくなってしまったメイトさんも、巨大キツネ祭りでどんな展開があるのか、BABYMETALはどう進んでいくのか、忙しい毎日の心の片隅でずっと気にかけている。

そしてBABYMETALの三人と神バンドはきっと過酷なリハーサルに汗を流している。

会場設営に当たる音響さんや照明さんや美術スタッフも機材リストをチェックし、前日からの段取りを確認している。KOBAMETALも雨を気にしながら、SSAに集まるファンひとりひとりの顔を思い浮かべている。

「♪きーつーねー、きーつねー、わーたーしーはメーギツネー…」

「メギツネ」のイントロが迫ってくる。

もう、巨大キツネ祭りは始まっているのだ。

（つづく）